●漢書【かんじょ】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
漢書
かんじょ
Han-shu
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デジタル大辞泉
から‐ぶみ【▽漢▽書】
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かん‐しょ【漢書】
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かんじょ【漢書】
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世界大百科事典 第2版
かんじょ【漢書 Hàn shū】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
漢書
かんじょ
中国、前漢一代のことを記した歴史書。『前漢書』と同じ。後漢(ごかん)の扶風安陵(ふふうあんりょう)(陝西(せんせい)省咸陽(かんよう)市の東)の人、班固(はんこ)(32―92)の撰著(せんちょ)。清(しん)朝の考証(こうしょう)学者趙翼(ちょうよく)の言に「四人の手を経て、三、四〇年を閲(へ)て始めて完成した」とあるとおり、班固20余年の著作ではあるが、父の班彪(はんぴょう)が『史記』の続編として書いた『後伝(こうでん)』64編が基礎となっており、八つの年表と天文志の部分は、班固の死後、妹の班昭(はんしょう)と経学者馬続(ばしょく)の手で補われたものである。『史記』と同じく紀伝体の史書であるが、通史ではなく、王朝一代に限って叙述した断代史であり、この形式は、後の正史の模範とされて受け継がれた。武帝以前のことはおおむね『史記』によるが、随所に新しいくふうと儒家らしい独自の論述があり、古来『史記』との優劣を論じたものは多い。現行本は本紀13、表10、志18、列伝79の120巻。なお、地理志の「楽浪(らくろう)海中に倭人(わじん)あり……」の一文は、日本に関する最古の記録である。
[尾形 勇]
『小竹武夫訳『漢書』(1979・筑摩書房)』
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精選版 日本国語大辞典
かん‐しょ【漢書】
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かんじょ【漢書】
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旺文社世界史事典 三訂版
漢書
かんじょ
82年ごろ成立。帝紀12巻,年表8巻,志10巻,列伝70巻よりなる紀伝体の書。班固は未完成のまま死んだので,妹の班昭が完結させた。『地理誌』には日本(倭)についてのはじめての記述がある。
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旺文社日本史事典 三訂版
漢書
かんじょ
後漢の班固 (はんこ) (32〜92)の撰,120巻。巻28地理志に倭人の記事がある。1世紀ころの日本が小国に分立していた状態を記しており,これは日本に関する最古の史料。
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