●漫談【まんだん】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
漫談
まんだん
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デジタル大辞泉
まん‐だん【漫談】
1 くつろいだ気分でする、とりとめもない話。
2 寄席演芸の一。軽妙な口調で、社会風俗・時事問題の風刺・批評なども取り入れて、聴衆を笑わせる話芸。大正末ごろ、トーキー映画の発達で職を失った活動写真の弁士らが始めた。「歌謡
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世界大百科事典 第2版
まんだん【漫談】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
漫談
まんだん
寄席(よせ)演芸の一種。滑稽(こっけい)な語りを主とする一人芸で、筋(すじ)や落ち(サゲ)にこだわらない点が落語と異なる。1926年(大正15)に活動写真の弁士(映画説明者)たちの隠し芸大会「ナヤマシ会」の第1回公演で山野一郎と徳川夢声(むせい)が演じたのが最初で、大辻司郎(おおつじしろう)が漫画からの発想により漫談と名づけたとされている。のちトーキーの出現で失職した彼らは本格的に漫談を演じるようになり、やがて漫談という用語が一般化するにつれ、それ以外にも漫談を専業とする者が増え、寄席や放送の演芸番組の重要な一画を占めるに至った。なかにはウクレレや三味線のような楽器を手に、歌を交えて演ずるものや、さらにその変形として3人から5、6人で掛合(かけあい)をする形式のものもある。「ウクレレ漫談」「歌謡漫談」などと称され、ことに複数で演ずる場合は「ボーイズもの」とよばれることが多い。
[向井爽也]
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精選版 日本国語大辞典
まん‐だん【漫談】
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