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潮流【チョウリュウ】

デジタル大辞泉

ちょう‐りゅう〔テウリウ〕【潮流】
潮の流れ。海水の流れ。特に、潮汐(ちょうせき)によって生じる海水の流れ。
時勢の動き。時代の傾向。「時代の潮流に乗る」

出典:小学館
監修:松村明
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世界大百科事典 第2版

ちょうりゅう【潮流 tidal current】
潮汐に伴う流れを潮流といい,黒潮などの海流と区別される。潮汐により水位が時間とともに変化するのにつれて,潮流も変化する。水位の記録を調和解析して,半日,1日,およびそれより長い周期をもつ多くの分潮に分けるように,潮流記録についても,その東西成分,南北成分などを調和解析して,多くの分潮流に分ける。各分潮の東西および南北成分を合成した流速ベクトルは,時間とともに変化し,その基点を1点にそろえたときにその先端が描く曲線,すなわちホドグラフ楕円となる。

出典:株式会社平凡社
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ちょうりゅう【潮流】
1946年1月,吉田書房(のち潮流社)から発行された月刊総合雑誌。群馬県伊勢崎市の印刷工場主吉田庄蔵の手で創刊された。創刊号の特集テーマは〈日本民主主義は如何に確立すべきか〉であった。その後も毎号特集形式をとり,井上晴丸宇佐美誠次郎の共同研究《国家独占資本主義論》は,のち単行本にまとめられ話題となった。しかし,第2次大戦の敗戦直後の民主主義昂揚期がもたらした総合雑誌ブームが去った50年3月号で廃刊となった。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

潮流
ちょうりゅう
tidal current

地球と月・太陽の間の引力と遠心力によって海水に起潮力が働き、海水は水平方向に引っ張られて動く。この動きが潮流である。海水はある場所には集まって海面を高め(上げ潮)、別の場所では流れ去って海面を下げる(下げ潮)。海水が起潮力によって上に引っ張られて海面を高めるのではない。海面の高さの変化が潮汐(ちょうせき)であり、それを引き起こす海水の水平方向の動きが潮流だから、潮流も潮汐ももとは同じ現象である。潮流の速さは、外洋では毎秒10センチメートル程度であるが、陸の近くでは地形の影響を受けて毎秒1メートル以上になる所もある。海流と違って、潮流は速さも向きも決まった周期で変わる。また、基本としては、海面から海底まで同じ速さで同じ向きに流れる。

[高野健三]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

ちょう‐りゅう テウリウ【潮流】
〘名〙
① 潮の流れ。海水の流れ。〔南斉書‐武帝紀〕
② 潮汐によって生じる海水の水平運動。速度・方向は周期的に変化し、鳴門海峡・来島海峡などでは強い流れが見られる。
※日本読本(1887)〈新保磐次〉一「今の航海は迂遠の路を取ると雖、潮流風信の天然に随ふが故に其達すること却りて速なり」
③ 時勢の動き。世間のなりゆき。また、ものごとの傾向。
※日本開化小史(1877‐82)〈田口卯吉〉三「一人の智略を以て之を転覆し其潮流を返動せしめしこそ」

出典:精選版 日本国語大辞典
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