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澱粉【デンプン】

デジタル大辞泉

でん‐ぷん【×澱粉】
多糖類の一。植物の葉緑体光合成によって作られ、根・茎・種子・果実などに蓄えられる。無味無臭の白色粉末。でんぷん粒はアミロースアミロペクチンとで構成される。動物の重要な熱量源で、消化によりグルコースに分解され吸収される。「澱粉のり」

出典:小学館
監修:松村明
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大辞林 第三版

でんぷん【澱粉】
多糖類の一。 D グルコース(ブドウ糖)の重合体。約20パーセントは直鎖状重合体のアミロースで、約80パーセントは多くの分枝部をもつアミロペクチンで構成される。ヨウ素溶液により青紫色に呈色する。水を加え熱すると摂氏60~80度で糊化し、加水分解を受けやすい α デンプンとなり、放置すると、もとの β デンプンに戻る。また希酸やアミラーゼなどの酵素により加水分解され、デキストリン・マルトース(麦芽糖)を経て D グルコースとなる。緑色植物の葉緑体中で光合成によってつくられ、根・茎・種子にデンプン粒として貯蔵される。食用のほか、接着剤・医薬品・発酵の原料となる。 自然科学ではデンプンと書く

出典:三省堂
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精選版 日本国語大辞典

でん‐ぷん【澱粉】
〘名〙 (Zetmeel の訳語) 代表的な多糖類の一つ。植物の葉で光合成によって生成され、種子・根・地下茎などの貯蔵部に多量に蓄積される。アミロペクチンとアミロースの二成分から構成されるD‐グルコースの重合体で、無味・無臭の白色粉末。分子量数万~数十万の高分子物質で吸湿性があり、水と暖めると粘性の高い半透明の糊(のり)となる。高等動物の栄養素として食品となるほか、糊料、接着剤、発酵工業原料、医薬品などに広く用いられる。〔植学啓原(1833)〕
[語誌]江戸時代の蘭学において用いられた語。幕末の「英和対訳袖珍辞書」(一八六二)や「附音挿図英和字彙(初版)」(一八七三)には見えないが、「薬品名彙」(一八七三)などの学術用語集には出ており、「附音挿図英和字彙」にも第二版(一八八二)では収録されている。明治一〇年代頃に一般化したか。

出典:精選版 日本国語大辞典
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