@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

火罪【かざい】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

火罪
かざい
火焙 (ひあぶり) ,焚刑 (ふんけい) ともいう。江戸時代の刑罰の一つ。罪人を火であぶって死にいたらしめること。火焙そのものは戦国時代より行われていたが,火罪として整えられたのは江戸時代に入ってからである。『公事方御定書』によると,これが科せられるのは火付け (放火) を行なった者のみであり,その処刑引廻 (ひきまわし) のうえ,小塚原 (千住) ,あるいは鈴ヶ森 (品川) において行うが,在方の場合は火付けした場所へ送ってすることもあるとしている。また,火罪には必ず田畑家屋敷家財没収と引廻とが付加され,その焚骸は獄門と同様そのままにして3日2夜さらされた。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

か‐ざい〔クワ‐〕【火罪】
戦国・江戸時代に行われた刑罰の一。罪人を市中引き回しのうえ、火あぶりにした刑罰。キリスト教信者やその他の重罪人に対して行ったが、寛保2年(1742)以降は放火犯にのみ適用

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

かざい【火罪】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

精選版 日本国語大辞典

か‐ざい クヮ‥【火罪】
〘名〙 戦国から江戸時代の刑罰の一種。キリシタン教徒、その他の重罪人にも科せられたが、江戸幕府では、寛保二年(一七四二)の御定書以後は放火犯にだけ適用され、報復的刑罰となった。犯人を江戸市中引き回しのうえ、浅草、品川の刑場に連行し、輪竹の中に入れて柱に結びつけ、薪を四方に積んで焼き殺した。火焙(ひあぶ)り。火刑。焚刑(ふんけい)
※政談(1727頃)一「近年乞食の内に火付多く有て火罪に成たるも」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

火罪」の用語解説はコトバンクが提供しています。

火罪の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation