●災害【さいがい】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
災害
さいがい
disaster
一般に,人間社会が予想できなかった原因,経過によって,個人または個々の集団が,元の生活や生産活動への回復不能,あるいは回復困難な損害を受けること。災害対策基本法では「暴風,豪雨,豪雪,洪水,高潮,地震,津波,噴火その他の異常な自然現象又は大規模な火事若しくは爆発その他その及ぼす被害の程度においてこれらに類する政令で定める原因により生ずる被害」としている。(→海洋災害,火山災害,気象災害,都市型災害)
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デジタル大辞泉
さい‐がい【災害】
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世界大百科事典 第2版
さいがい【災害】
災害とは,その要因(素因や原因など)が自然的なものであれ人為的なものであれ,人間および人間社会になんらかの破壊力が加わって,人命が失われたり社会的財産等が失われることによって,それまでに構築されてきた社会的均衡が崩れることをいう。人間社会が構築している均衡というものは,歴史的な時代の違い,技術力の差,地域特性の違いなどによって異なる。すなわち災害の様相は自然的地域特性や文化的地域特性の違いによって異なるため,きわめて多様な現象となって現れる。
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精選版 日本国語大辞典
さい‐がい【災害】
〘名〙 天災、火災、事故など思いがけず受けるわざわい。
※万葉(8C後)五・沈痾自哀文「朝夕佃二食山野一者、猶無二灾害一而得レ度レ世」
※平家(13C前)一「霊神怒をなせば、災害岐(ちまた)にみつといへり」 〔春秋左伝‐成公一六年〕
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