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【ほのお】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典


ほのお
flame
酸素を連続的に補給しながら可燃性の気体を燃焼させると,ほぼ一定の形の熱と光とを発する定常的な状態が出現する。この状態を炎という。ろうそくの炎では,酸素は外側の空気が炎の中へ拡散することにより補給されるので,この種の炎を拡散炎という。これに対してブンゼンバーナなどでは空気と燃料ガスは炎に入る前に混合し,炎の性質すなわち熱,光,気体組成などは下から順に層状に変る。したがって,この炎を層流炎という。層流炎では内炎と外炎が明瞭に分れ,その2つが円錐状の層となって重なっている。内炎は未反応ガスとその前面の激しい燃焼部 (反応層) から成り,多くの遊離基を含む。外炎は酸化炎といわれ,酸化作用が行われている。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

えん【炎】[漢字項目]
常用漢字] [音]エン(呉)(漢) [訓]ほのお ほむら
ほのお。「火炎外炎内炎余炎
燃え上がる。「炎炎炎上
ほのおのように激しい感情。「気炎情炎
燃えるように熱い。「炎暑炎天炎熱
体の局部に熱や痛みの症状を起こすこと。炎症。「胃炎筋炎肺炎結膜炎
[難読]陽炎(かげろう)

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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ほ‐の‐お〔‐ほ〕【炎/×焔】
《「火(ほ)の穂」の意》
気体が燃焼したときの、熱と光を発している部分。液体・固体では、燃焼によって一部が気化し、反応している。ふつう最下部の炎心、輝きの強い内炎、その外にあり完全燃焼している外炎の三つに分けられ、温度は外炎内側で最も高い。火炎。「真っ赤な―が上がる」
ねたみ・怒り・恋情など、心中に燃え立つ激しい感情をたとえていう語。ほむら。「嫉妬(しっと)の―に狂う」

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ほ‐むら【炎/×焔】
《「火(ほ)群(むら)」の意》
ほのお。火炎。「燃え盛る―」
ねたみ・怒りなどの激しい感情や欲望で燃えたつ心をたとえていう語。「劣情の―」「瞋恚(しんい)の―」

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デジタル大辞泉プラス

炎(ほむら)
日本のテレビアニメ『機巧(からくり)奇傳ヒヲウ戦記』(2000-2001)に登場するからくりロボット。全高30尺。操縦者はヒヲウ、シン

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日本大百科全書(ニッポニカ)


ほのお
flame
「焔」とも書く。2種以上の気体が反応して熱と光を発している状態をいい、火炎ともいう。たとえば、家庭用のガスコンロの炎は、都市ガスの主成分の炭化水素や一酸化炭素の気体が空気中の酸素との燃焼反応によって生ずるものである。ガソリンやアルコールのような液体、また木材や石炭などの固体の燃焼でも炎を生ずるが、これは液面でその成分が気化したり、固体中の可燃性成分が揮発して気体となり、反応して炎を生ずるのである。
 ガスバーナーなどではあらかじめ可燃性成分と空気を混合しておいて、爆発的に燃焼させる予混炎であるのに対し、ろうそくなどの炎では、炎の中へ外側の空気が拡散してきて燃焼するので拡散炎diffusion flameという。
 バーナーなどの炎は、一般に構造をもっており、強く輝いている部分と、輝きの弱い部分がある。また、バーナーの空気の供給量を調節すると炎の色が変化し、多いときは青くなり、少なくなると赤みを帯びてくる(空気孔を閉じると拡散炎となる)。炎の構造は、炎心、内炎、外炎の三つに分けられる。炎心は、炎の最下部であり、まだ燃焼は始まっていない。その上の部分の内炎は燃焼のおこり始めた部分であり、たとえば、ガスバーナーでは、一酸化炭素や水素など未燃焼成分が多く、さらに炭化水素の分解によって生じた炭素の微粒子などを含んでおり、炎の色は濃く、外炎と比べて温度は低く300℃程度である。内炎の外側が外炎で、この部分では燃料ガスと空気がよく混ざって混合し、完全燃焼するので、炎の色も淡く、温度も1500℃程度の高さとなる。炎でもっとも温度の高いところは、外炎の内側で、内炎の頂点のすこし上のところになる。
 内炎は一酸化炭素、水素、炭素などのような還元性物質で満たされているので、この部分では還元反応がおこりやすく還元炎という。外炎は、高温酸素などの酸化性物質があり、酸化反応がおこりやすく、酸化炎という。
 通常の都市ガスの炎では空気を利用しているが、酸素‐水素あるいは酸素‐アセチレンなどのような炎を利用すると、きわめて高い温度が得られ、前者では約2500℃、後者では約3000℃が得られる。
 炎を利用した分析法には、炎色反応、溶球試験、吹管分析などがある。[中原勝儼]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

ほ‐の‐お ‥ほ【炎】
〘名〙 (「火の穂」の意)
① 赤く燃えたつ火。ろうそくなどの小さい火から、火事、地獄の火などの大きなものにまでいう。可燃性気体が、酸素や空気などの酸化性気体と燃焼反応を起こし光と熱を発生している状態。固体や液体の燃料でも炎を出すことがあるが、この場合は発生する熱のために可燃性の気体が出ているのである。ほむら。火焔。
※万葉(8C後)一三・三三四四「大地を 火穂(ほのほ)と踏みて」
② 恨みや怒りまたは嫉妬の情で心が激するのを燃えたつ火にたとえていう語。
※源氏(1001‐14頃)真木柱「ひとり居て焦がるる胸の苦しきに思ひ余れるほのをとぞ見し」

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