●点対称【てんたいしょう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
点対称
てんたいしょう
point symmetry
空間の1点Oがある。Oを通る線分上の2点P,QがOを中心として対応する位置にあるとき,この2点は点Oに対して点対称であるという。また,1つの図形が,Oに関する2直角の回転移動によって自分自身に重ね合せられるとき,この図形は点Oに対して点対称であるという。言い換えれば,点対称は線対称を2回繰返して実現できる。 (→対称 )
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デジタル大辞泉
てん‐たいしょう【点対称】
一定点に関して、ある二点が相互間をその定点によって二等分される位置関係にあること。図形では、一つの点を中心にしてある図形が180度回転したとき完全に重なり合うこと。
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世界大百科事典 第2版
てんたいしょう【点対称】
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精選版 日本国語大辞典
てん‐たいしょう【点対称】
〘名〙 二つの図形の間の関係の一つ。一方の図形Aの各点と定点Oとを結ぶ線分をその長さだけ延長して得られる線分の端点全体の集合が、他方の図形Bと一致するとき、それら二つの集合A、Bは点Oに関して点対称であるという。また、図形Aの任意の点が定点Oに関してその図形A中に点対称な点をもつとき、Aは点対称な図形と呼ばれる。
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