@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

無尽【むじん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

無尽
むじん
一定の口数給付金額とを定めて,定期に掛け金を払い込ませ,1口ごとに抽選,入札その他の方法により,掛け金者に対し金銭以外の財産の給付をなすべきことを約する行為。住宅無尽のようなものがこれに属する。無尽を営業の目的とするのが無尽会社であり,無尽会社は免許を受け,かつ資本金額 5000万円以上の株式会社でなければならない。歴史的には頼母子講に由来する。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

む‐じん【無尽】
尽きるところがないこと。限りがないこと。「縦横無尽
口数を定めて加入者を集め、定期に一定額の掛け金を掛けさせ、一口ごとに抽籤または入札によって金品を給付するもの。→頼母子講(たのもしこう)

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

むじん【無尽】
日本で一般の人々の間で古くからあった相互扶助的な金融方式。〈頼母子(たのもし)〉とも呼ばれる。一定の口数を定め加入者を集め,一定の期日ごとに各口について一定の出資(掛金)をさせ,1口ごとに抽選または入札によって所定の金額を順次加入者に渡す方式でお金を融資するものである。明治以降新しい銀行制度が移植,確立され,特殊銀行や一般金融機関は整備されたが,一般の人々の間では質屋や無尽が多く利用された。しかし資本主義の発達につれて,無尽も会社組織で経営するもの(営業無尽)が増加し,その数は1913年末には1151社を数えるに至った。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

むじん【無尽】
物が尽きないこと。尽きるところがないこと。 縦横-
一定の口数と給付金額を定め、加入者を集めて定期に掛け金を払い込ませ、抽選や入札により金品を給付すること。 → 頼母子講たのもしこう

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

知恵蔵mini

無尽
日本の相互扶助制度の一つ。一定の口数と給付金額を定めて加入者を募り、定期的に掛け金を払い込ませて、抽選・入札などの方法により金銭や物品を与えるもの。鎌倉時代に始まったとされ、江戸時代に発展、明治時代には営利を目的とし会社の形態をとる無尽業者が増えたため、1931年には「無尽業法」が施行されて営業無尽は免許制度となった。1951年の「相互銀行法」の制定により、無尽会社は、銀行業務を行う相互銀行(後に廃止)と、2016年9月現在無尽を継続する唯一の会社である日本住宅無尽株式会社に分かれた。一般個人による無尽は、16年現在も各地にそれぞれの名称・仕組みで残っているが、特定の参加者による定期的な飲み会(寄り合い)がメインとなりそれに無尽の仕組みを組み合わせるといったものも多くなっている。
(2016-9-15)

出典:朝日新聞出版
(C)Asahi Shimbun Publications Inc
本事典の解説の内容はそれぞれの執筆時点のものです。常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

む‐じん【無尽】
〘名〙
① (形動) 尽きることの無いこと。限りが無いこと。また、そのさま。
※勝鬘経義疏(611)歎仏真実功徳章「亦如上歎一レ色無比無尽也」
※米沢本沙石集(1283)三「無尽(ムジン)の食在り、広大の家あり」 〔列子‐湯問〕
※香取文書‐至徳四年(1387)二月二五日「定 相撲御神楽大饗契約無尽人数事」
③ 「むじんせん(無尽銭)①」の略。
④ 「むじんせん(無尽銭)②」の略。
※禁令考‐後集・第三・巻二四・寛政七年(1795)一一月「頼母子講と名附、無尽取立候一件御仕置之評議仕候趣」
※美しい女(1955)〈椎名麟三〉二「長池は、そのころ無尽の外交員をしていたが」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

旺文社日本史事典 三訂版

無尽
むじん
講の一種で,庶民の間の相互金融の仕組み
鎌倉時代には無利子の頼母子 (たのもし) という互助法があったが,室町時代には土倉担保をとり,利子をとったものを無尽といった。江戸時代に最も盛んとなり,寺社の修復にも利用された。一定の掛金を出し,入札の上で講中の者が抽籤により落札する。落札者は以後掛銭のみを出し,全員が落札すれば解散する。大正時代に無尽会社となり,多くは1951年の相互銀行法によって相互銀行に移行し,現在は第二地方銀行に分類される。

出典:旺文社日本史事典 三訂版
執筆者一覧(50音順)
金澤利明 竹内秀一 藤野雅己 牧内利之 真中幹夫
 
Copyright Obunsha Co.,Ltd. All Rights Reserved.
それぞれの項目は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

無尽
むじん

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

無尽」の用語解説はコトバンクが提供しています。

無尽の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation