●無期【ムゴ】
デジタル大辞泉
む‐ご【無期】
[名・形動ナリ]
1 いつ終わるかわからないこと。また、そのさま。
「此度(こたみ)の相撲(すまひ)の勝ち負けの定まらむこと、いと―なり」〈宇津保・内侍督〉
2 長い時間にわたっていること。長期間であること。また、そのさま。
「馬は留りて草食へば、それに随ひて―に立てり」〈今昔・一九・三〉
1 いつ終わるかわからないこと。また、そのさま。
「此度(こたみ)の相撲(すまひ)の勝ち負けの定まらむこと、いと―なり」〈宇津保・内侍督〉
2 長い時間にわたっていること。長期間であること。また、そのさま。
「馬は留りて草食へば、それに随ひて―に立てり」〈今昔・一九・三〉
出典:小学館
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む‐き【無期】
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精選版 日本国語大辞典
む‐き【無期】
〘名〙
① 期限の定まらないこと。また、期限のないこと。むご。〔仏和法律字彙(1886)〕 〔詩経‐小雅・南山有台〕
② 「むきけい(無期刑)」「むきちょうえき(無期懲役)」の略。
※妾の半生涯(1904)〈福田英子〉六「重井(おもゐ)葉石等の重だちたる人々は、有期流刑とか無期とかの重罪なりければ」
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む‐ご【無期】
〘名〙 (形動) (「ご」は「期」の呉音)
① その時が、いつまでも来そうもないこと。事柄がいつ終わるかわからないこと。際限のないこと。また、そのさま。
※宇津保(970‐999頃)内侍督「相撲(すまひ)の勝負のさだまらむこと、いとむごなり」
② 期限がわからないほどに長いこと。長い時間・長い期間にわたっていること。また、その期間やそのさま。
※宇津保(970‐999頃)楼上下「いと恋しきに、見でやむごにあらん」
※宇治拾遺(1221頃)一「すべなくて、むごののちに、えい、といらへたりければ」
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