●無着【むじゃく】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
無着
むじゃく
Asaṅga
[没]390頃
インド仏教の唯識学派の学者。サンスクリット語アサンガの訳で無著とも書く。世親の兄。初め出家して上座部仏教を学んだが悟りを得ることができず,一時は自殺をすら決意した。のちにマイトレーヤ (弥勒。弥勒菩薩とは別) の教えを受けて唯識説を教示され,それを組織的に論述し,インド仏教思想史上,きわめて重要な位置を占める。主著『摂大乗論』『六門教授習定論』『順中論』『金剛般若経論』『顕揚聖教論』『大乗阿毘達磨集論』など。奈良,興福寺に運慶作の無着菩薩立像がある。
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デジタル大辞泉
む‐じゃく〔‐ヂヤク〕【無着/無▽著】
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むじゃく【無着/無著】[人名]
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精選版 日本国語大辞典
む‐じゃく ‥ヂャク【無着】
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