@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

無顎類【ムガクルイ】

デジタル大辞泉

むがく‐るい【無顎類】
現生のヤツメウナギなど円口類と絶滅した翼甲類(よくこうるい)などを含む魚類一群。口は吸盤状で、あごはない。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

むがくるい【無顎類】
最も原始的な脊椎動物(魚類)の1Agnatha。古生代のカンブリア紀後期に出現し,デボン紀に繁栄したが,その後衰退し,現在に至っている。口に上下の骨がなく,を吸引するようになっている。現在のものは円口類とよばれることもあり,ヤツメウナギ目とメクラウナギ目に分けられている。ヤツメウナギ類は眼の後方に1列に並ぶ7対の鰓孔(さいこう)が開いている。自由生活をするスナヤツメのような種類もいるが,多くは生魚の体表に吸着し,寄生して生活する。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

日本大百科全書(ニッポニカ)

無顎類
むがくるい
[学] Agnatha

脊索(せきさく)動物門Chordata、脊椎(せきつい)動物亜門Vertebrataあるいは頭蓋(とうがい)亜門Craniata、無顎上綱に属する魚類の総称。以前は円口(えんこう)類Cyclostomata(またはCyclostomi)といわれていた。あごをもたないすべての魚類が含まれ、そのほかのあごをもつすべての魚類を含む顎口(がっこう)上綱Gnathostomataと区別する。研究者によって、ヤツメウナギ上綱とヌタウナギ上綱に絶滅種のコノドント上綱、翼甲(よくこう)上綱、欠甲上綱、歯鱗(しりん)上綱、頭甲上綱(骨甲(こっこう)上綱ともいう)の5上綱を加えて7上綱とする見解もある。DNA(デオキシリボ核酸)分析の結果、ヤツメウナギ類とヌタウナギ類は非常に近縁で単系統群であることが示されたことから、これらに対して以前使われていた円口類を復活させる研究者もいる。

[尼岡邦夫 2015年9月15日]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

むがく‐るい【無顎類】
〘名〙 古生代前期に出現し、絶滅した魚類のうち、上下の両顎が発達しないものの総称。現在のヤツメウナギ、メクラウナギ類の祖先にあたる。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

無顎類」の用語解説はコトバンクが提供しています。

無顎類の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation