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煎茶【せんちゃ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

煎茶
せんちゃ
緑茶の代表的なもの。普通の茶園若葉原料とし,いったんを短時間加熱して酵素をこわしたうえで乾燥してつくる。この結果,葉緑素がほとんど破壊されずに緑色を保っている。なお「茶」の抹茶以外のを総称し,煎茶道をさす場合にも用いる。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

せん‐ちゃ【煎茶】
緑茶の一種。茶葉の新芽を製したもの。
葉茶を煎じて飲むこと。また、その煎じ出した茶。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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栄養・生化学辞典

煎茶
 緑茶の分類の一つ.通常飲まれる緑茶は大部分が煎茶の分類に入る.煎茶以外は玉露,かぶせ茶,抹茶,番茶などがある.

出典:朝倉書店
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世界大百科事典 第2版

せんちゃ【煎茶】
緑茶の一種で,玉露と番茶の中間の品質のもの。露地栽培日光を遮蔽せずに,自然のままで育てた若芽でつくる。本来は茶葉粉末にして湯でかきまぜて飲む抹茶に対して,茶葉に湯を注いで浸出させて飲む方式の茶を指した語で,煎じ茶,出茶(だしちや)とも呼ばれた。《煎茶仕用集》(1756)は近江信楽(しがらき)産の16種の銘柄を挙げ,〈日東煎茶此産第一とす〉と,煎茶は信楽産が最良であるとしている。その煎茶を玉露と煎茶に区分するようになったのは,幕末~明治初期に玉露という,新しく良質な煎茶が出現したことによるものであろう。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

せんちゃ【煎茶】
緑茶の一。茶の若葉を摘んで精製し、湯を注ぎ香りや味を煎じ出した飲み物。また、その葉茶。
玉露・番茶に対して中級の茶。

出典:三省堂
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飲み物がわかる辞典

せんちゃ【煎茶】

茶の木の新芽で作る緑茶。日本茶でもっとも一般的なもの。新芽を摘み取って、発酵が生じないように短時間(20秒~2分程度)蒸した後、熱風にあてて水分を除きながらもみほぐして細くまっすぐに形をととのえ、乾燥させて作る。

出典:講談社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

煎茶
せんちゃ
緑茶の一種。1738年(元文3)に山城(やましろ)(京都府)の永谷宗円(そうえん)が創案した茶で、日本人の嗜好(しこう)によくあって発展普及し今日に及んでいる。摘み取った茶の芽葉をまず蒸し、粗揉(そじゅう)→揉捻(じゅうねん)→中揉(ちゅうじゅう)→精揉(せいじゅう)→乾燥の工程を経て製品になる。摘採の季節によって一番茶、二番茶、三番茶に分けられるが、一番茶は芽葉も柔らかく形も整い香味も優れ、なかでも立春から数えて八十八夜前後に摘んでつくられた茶は、いわゆる新茶として味、香りともに優れ珍重される。中、下級茶は一番茶末期の硬化葉や二、三番茶を原料としたもので、アミノ酸は少なく、苦味成分のタンニンが多く、うま味は落ちる。
 良品は形状が葉長方向に細く伸び、よりが固く締まっていて、全体に形がそろっていて、色は濃緑色でつやもある。茶をいれたときの水色(すいしょく)は濃黄淡緑色で沈殿の少ないもの、また香気は清らかな芳香で、青臭み、生臭みのないものがよい。味は苦味、渋味と甘味、うま味が調和して舌にまろやかな感じを与え、あとくち(飲んだあとに残るもの)の爽快(そうかい)なものが良品である。昔は産地により特徴があり、品質にも違いがあったが、現在では栽培、製造の方法も進歩し、品種も普及して品質の格差は縮まり、各地の特色もならされてきている。山間部などで生産規模の拡大がむずかしい所では、いまでもていねいに摘み取って製造しており、良品が多い。上級品を飲む場合、茶の量は3人分で約6グラム、湯は70℃ぐらいに冷まし、170~180ミリリットル注いで約2分浸出させる。[桑原穆夫]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

せんじ‐ちゃ【煎茶】
〘名〙 煎じて飲む茶。せんちゃ。煎じ。
※俳諧・犬子集(1633)二「酒よりもせんじ茶でみよ姥桜〈重頼〉」

出典:精選版 日本国語大辞典
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せん‐ちゃ【煎茶】
〘名〙
① 葉茶を湯で煎じ出す喫茶の方式。団茶や抹茶に対して、風通しのよい所で陰干しをした葉茶に湯を注いで、香りや味をたのしむもの。また、その葉茶や、煎じ出された飲みものをもいう。せんじちゃ。〔撮壌集(1454)〕
※俳諧・類船集(1676)仁「煎茶の釜をたぎらせて昔物語を聞はかうはしからずや」 〔新唐書‐芸文志・小説家類〕
② 俗に、玉露や番茶に対して中級の茶をいう。

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せん‐さ【煎茶】
〘名〙 =せんちゃ(煎茶)①〔運歩色葉(1548)〕

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