@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

熱ルミネセンス【ねつルミネセンス】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

熱ルミネセンス
ねつルミネセンス
thermoluminescence
蛍石のようなケイ光体または放射線を当てたのち,温度を上げると発光する現象。その色は物質種類により異なる。温度を上げたまま長時間放置して光を出し尽したものは,冷やしてからもう一度温度を上げても光を出さない。この光はケイ光体中の発光中心の準安定状態に捕えられた電子または正孔が,熱エネルギーによって解放されて安定状態に落ちるときに起る発光である。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

ねつ‐ルミネセンス【熱ルミネセンス】
ルミネセンス一種蛍光体などの物質が、外部から光や放射線などの刺激を受けた後、加熱してはじめて発光する現象。また、その光。放射線の吸収量が発光量に比例する。その性質を利用したものに、放射線を計測する熱ルミネセンス線量計がある。また、年代測定にも用いられ、熱ルミネセンス法と呼ばれる。TL(thermoluminescence)。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

ねつるみねせんす【熱ルミネセンス】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

化学辞典 第2版

熱ルミネセンス
ネツルミネセンス
thermoluminescence

加熱によって起こるルミネセンス現象.蓄光状態,すなわち励起エネルギーがトラップされている状態にある蛍光体は,温度上昇に従ってトラップの深さに応じた温度でエネルギー担体(電子,正孔,励起子など)を解放し,光として放出する.通常,励起は低温で紫外線によるが,放射線でもよく,また深いトラップの場合は常温で励起し,高温で蛍光を放出する.温度と発光の強さの関係をグロー曲線といい,これを解析してトラップの深さを知る.熱励起電流や熱励起電子放出とも関連が深い.実用的応用として熱ルミネセンス線量計(TLD)がある.

出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
東京工業大学名誉教授理博 吉村 壽次(編集代表)
信州大学元教授理博 梅本 喜三郎(編集)
東京大学名誉教授理博 大内 昭(編集)
東京大学名誉教授工博 奥居 徳昌(編集)
東京工業大学名誉教授理博 海津 洋行(編集)
東京工業大学元教授学術博 梶 雅範(編集)
東京大学名誉教授理博 小林 啓二(編集)
東京工業大学名誉教授 工博佐藤 伸(編集)
東京大学名誉教授理博 西川 勝(編集)
東京大学名誉教授理博 野村 祐次郎(編集)
東京工業大学名誉教授理博 橋本 弘信(編集)
東京工業大学教授理博 広瀬 茂久(編集)
東京工業大学名誉教授工博 丸山 俊夫(編集)
東京工業大学名誉教授工博 八嶋 建明(編集)
東京工業大学名誉教授理博 脇原 將孝(編集)

Copyright © MORIKITA PUBLISHING Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの項目は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

熱ルミネセンス」の用語解説はコトバンクが提供しています。

熱ルミネセンスの関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation