●燐【リン】
デジタル大辞泉
りん【×燐】
窒素族元素の一。黄燐(白燐)・紫燐(しりん)・黒燐・赤燐などの同素体がある。黄燐は蝋(ろう)状の固体で毒性が強く、空気中に置くと自然発火し、燐光を発する。天然には単体として存在せず、燐酸塩などとして鉱物・動植物界に広く存在する。主要鉱石は燐灰石。元素記号P原子番号15。原子量30.97。
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りん【燐】[漢字項目]
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漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典
リン【燐】
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精選版 日本国語大辞典
りん【燐】
〘名〙
① 墓地などで夜間に見える青白い光。
火。〔十巻本和名抄(934頃)〕 〔論衡‐論死〕

② 窒素族元素の一つ。元素記号P 原子番号一五、原子量三〇・九七三八。白
、黒
、紫
の三種の同素体があり、白
と紫
の固容体が赤
で、白
の表面に赤
の膜の生じたものが黄
といわれる。普通に得られる黄
は淡黄色透明の蝋状固体。化学的活性が強く、天然には単体としては存在しない。
酸塩などとして、動植物の体内に含まれる。マッチ、
酸肥科、殺虫剤などに用いられる。〔植学啓原(1833)〕












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