●爻【こう】
占い用語集
爻
易や風水で用いられる卦を構成する記号。爻には陽爻と陰爻があり、この陰陽の爻三つで八卦(小成卦)を、六つで六十四卦(大成卦)を構成する。爻は筮竹やコインなどを用いて出されるのが一般的で、下から初爻・ニ爻・三爻・四爻・五爻・上爻と呼ばれる。
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世界大百科事典 第2版
こう【爻 yáo】
易の卦(か)の基本になっている
と
の棒のこと。易を構成するもっとも基本的な単位で,卦はこれを6本積み重ねたものである。
と
とはそれぞれ積極的なものと消極的なもの,男性的なものと女性的なものといった事物の対立する二面を象徴し,易では剛と柔の名で呼ばれるが,易伝(十翼)に至って陽と陰とされた。卦中における爻の位置に関して〈位〉〈中〉〈正〉〈応〉〈比〉〈承〉〈乗〉といった,易学特有のタームが使われる。




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精選版 日本国語大辞典
こう カウ【爻】
〘名〙 易(えき)の卦(け)を組み立てている横画。陽爻
と陰爻
の二種があり、卦はこれを組み合わせて構成される。八卦は三爻、六十四卦は六爻の組合せからなる。六爻は下から上に数えて、初爻・二爻・三爻・四爻・五爻・上爻と称する。


※続日本紀‐霊亀元年(715)八月丁丑「献二霊亀一〈略〉前脚並有二離卦一後脚並有二一爻一」
※史記抄(1477)八「あわれ筮するに此爻を得たほどに、此辞に合せて論じた歟ぞ」 〔易経‐繋辞上〕
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デジタル大辞泉
こう〔カウ〕【×爻】
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