●爾雅【じが】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
爾雅
じが
Er-ya
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デジタル大辞泉
じが【爾雅】
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世界大百科事典 第2版
じが【爾雅 Ěr yǎ】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
爾雅
じが
中国最古の字書。著者不明。秦(しん)・漢初のころに編纂(へんさん)されたらしく、前漢の武帝(在位前140~前87)の時代にはすでにあった。一種の意味別語彙(ごい)集、類義語字典であり、「釈詁(しゃくこ)」「釈親」「釈天」「釈草」「釈虫」など19の部門に分けて、漢字の意味を説明する。字形、字音には触れない。訓詁すなわち古典中の字句の意味解釈を集成したものと思われる。書名は「雅(タダ)シキニ爾(チカ)ヅク」、つまりこの書によって古典を正しく読解できる、との意味である。やがて儒学の経典に準ずる扱いを受け、唐・宋(そう)以後は十二経(十三経)の一つとされ、郭璞(かくはく)(276―324)の注釈とともに行われた。2世紀の『説文解字(せつもんかいじ)』を祖とする字形分類の字書、3世紀の『声類』を祖とする字音分類の字書(韻書)と並び、本書を祖とする字義分類の字書は字書の歴史上重要な一派をなす。
[平山久雄]
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精選版 日本国語大辞典
じが【爾雅】
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