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物の名【モノノナ】

デジタル大辞泉

もの‐の‐な【物の名】
物事の名称。ぶつめい。
和歌連歌俳諧で、ある事物名称を、意味に関係なく詠み込むもの。「あしひきの山たちはなれゆく雲の宿り定めぬ世にこそありけれ」に「たちばな」を詠み込んだ類。隠し。ぶつめい。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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大辞林 第三版

もののな【物の名】
物の名称。
和歌や俳諧で、物の名をそれとなく詠み込むこと。「来べきほど時すぎぬれやまちわびてなくなるこゑの人をとよむる(古今物名)」に「ほととぎす」が詠み込んである類。隠し題。ぶつめい。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

もの【物】 の 名(な)
① 物の名称。物の名前。物名(ぶつめい)
※源氏(1001‐14頃)東屋「薬王品などに、取りわきての給へる、五つ千たんとかや、おどろおどろしき物のななれど」
② 和歌や俳諧で、与えられた物の名称を、前後の意味に関係なく、掛詞のようによみ込むもの。
※古今(905‐914)「物名」
※名語記(1275)五「所の名と、ものの名とは、韻の字なれども、ゆるさると申歟」

出典:精選版 日本国語大辞典
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