●物活論【ぶっかつろん】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
物活論
ぶっかつろん
hylozoism
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デジタル大辞泉
ぶっかつ‐ろん〔ブツクワツ‐〕【物活論】
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世界大百科事典 第2版
ぶっかつろん【物活論 hylozoism】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
物活論
ぶっかつろん
hylozoism 英語
hylozoïsme フランス語
Hylozoismus ドイツ語
物質がそれ自体のうちに生命を備えていて生動するという説。原語のヒュロツォイスムhylozoismは、ギリシア語の質料を意味するヒューレーhlēと生命を意味するゾーエーzōēの合成語で、質料生動論の意味。能動的な原理(始動因)である精神や霊魂が、受動的な原理(質料因)である物質から区別される以前の、初期の哲学者が物活論者といわれる。たとえば、タレスが、磁石が鉄を引き付けるのは魂をもっているからだとし、「万物は神々に満ちている」といったのはその一例である。
[加藤信朗]
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精選版 日本国語大辞典
ぶっかつ‐ろん ブックヮツ‥【物活論】
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