●物質量【ブッシツリョウ】
デジタル大辞泉
ぶっしつ‐りょう〔‐リヤウ〕【物質量】
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世界大百科事典 第2版
ぶっしつりょう【物質量 amount of substance】
物質の分量が多いか少ないかを原子論の立場で表現するための概念。物体を構成する物質の分量は,物体の質量の値で,すなわちキログラムやグラムを単位として測った値で示すこともできるが,さまざまな物質,たとえば炭素Cと酸素Oとがどのような量的関係で結合して化合物COあるいはCO2になるかなどを考える場合には,原子Cと原子Oとの結合で分子COあるいはCO2がつくり出されるときの原子および分子の個数に着目した表現をするほうがよいので,質量とは別に,物質量という概念が用いられる。
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精選版 日本国語大辞典
ぶっしつ‐りょう ‥リャウ【物質量】
〘名〙 アボガドロ定数に等しい数(6.022×1023)を一単位として表わした物質の量。国際単位系の基本単位の一つで、モル(mol)を単位として表わす。
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