@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

特定物債権【とくていぶつさいけん】

世界大百科事典 第2版

とくていぶつさいけん【特定物債権】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

日本大百科全書(ニッポニカ)

特定物債権
とくていぶつさいけん

特定物の引渡しを目的とする債権である。特定物の引渡しとは、具体的に確定している物の占有を移転することをいい、所有権とともにこれを移転する場合をも含む。贈与、売買、交換などの契約において、多く生ずるところの債権である。特定物債権の債務者は、引渡しをするまでは善良な管理者の注意をもって、その物を保管しなければならないが(民法400条)、引渡しに際しては、債務者は、そのときの現状で引き渡せばよいものとされている(同法483条)。たとえば、債権発生のときから引渡しまでの間に物が壊れたとしても、壊れたままの状態で引き渡せばよく、修繕する義務はないが、実際は損害賠償責任を負う場合もある。なお、履行場所については、別段の意思表示のない場合は、債権発生当時にその物の存在した所である(同法484条)。

[竹内俊雄]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

特定物債権」の用語解説はコトバンクが提供しています。

特定物債権の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation