●犬走り【いぬばしり】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
犬走り
いぬばしり
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デジタル大辞泉
いぬ‐ばしり【犬走り】
2 建物の外壁面を保護するために、その周りの地盤をコンクリートや砂利で固めた所。
3 堤防・護岸などの斜面の下の、側溝との間の狭い平らな所。土砂の流入を防ぐ。
4 小走りに走ること。
「一時(ひととき)三里―日暮れまでにはもどってくる」〈浄・歌祭文〉
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リフォーム用語集
犬走り
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世界大百科事典 第2版
いぬばしり【犬走り】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
犬走り
いぬばしり
建築用語。犬の通いうるほどの空間の意であるが、転じて、建物の周囲に数十センチメートル程度の幅で巡らす通路状の舗床のことをいう。建物の足元が泥の跳ね返りなどで汚れるのを防ぐために設けられる。建物との調和を考慮して、たたき、モルタル塗り、石敷き、れんが敷き、瓦(かわら)敷き、砂利敷きなどが選ばれる。また、堤防、護岸壁などの法尻(のりじり)(法面(のりめん)と水平面との交線)と側溝との間に挟まれた部分のことも犬走りという。降雨の際、法面(傾斜面)の土が流れ落ちて側溝に流入するのを防ぐために設けられる。
[山田幸一]
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