@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

独立自営農民【どくりつじえいのうみん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

独立自営農民
どくりつじえいのうみん
independent self-sustained peasant
封建的土地所有の解体過程に生れた自由独立の自営農民をいう。封建社会における農民は次第に経済的地位を高め,自己の保有地に対する所有権を強め,また土地の買戻しなどによって,事実上の土地所有農民となった。独立自営農民は余剰農産物の,市場での販売を通して,富める者は資本家的借地農やマニュファクチュア経営者となり,貧しい者は賃金労働者となった。すなわち資本主義発展に伴っていわゆる両極分解をとげた。イギリスヨーマンリー,フランスのラブルールが典型的。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

どくりつじえい‐のうみん【独立自営農民】
封建的土地所有の崩壊過程において、14世紀以降、西ヨーロッパで生まれた自由で独立した土地所有農民。家族労働を中心とする農牧業経営を確立し、余剰生産物を商品として販売した。資本主義の発達とともに消滅。英国のヨーマンがその典型。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

どくりつじえいのうみん【独立自営農民】
封建社会の解体期に,領主支配から事実上独立し,一家生計を十分に維持するに足りるだけの生産手段(土地,家畜農具など)を所有して,自立的な農業を営む農民をいい,中世末期から18世紀ころまでの西ヨーロッパに多く見られた。西ヨーロッパでは,13世紀以降に農奴解放が進行して農民の人身的隷属がゆるみ,さらに14,15世紀には,戦乱疫病による人口減少や大規模な農民一揆のため領主が農民に譲歩して封建地代(年貢など)を軽減せざるをえなかったから,農民のなかには,領主に対して名目的な地代を支払うだけで事実上領主の支配から独立するような者が多数あらわれた。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

精選版 日本国語大辞典

どくりつじえい‐のうみん【独立自営農民】
〘名〙 西欧で、中世末期から近世初頭にかけて、貨幣経済の普及とともに生まれた中産的生産者層。農奴的な状態から解放され、自由な独立した土地保有者となった農民をさす。イギリスではヨーマンが典型。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

独立自営農民
どくりつじえいのうみん

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

旺文社世界史事典 三訂版

独立自営農民
どくりつじえいのうみん

出典:旺文社世界史事典 三訂版
執筆者一覧(50音順)
小豆畑和之 石井栄二 今泉博 仮屋園巌 津野田興一 三木健詞
 
Copyright Obunsha Co.,Ltd. All Rights Reserved.
それぞれの項目は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

独立自営農民」の用語解説はコトバンクが提供しています。

独立自営農民の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation