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玄米【げんまい】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

玄米
げんまい
unpolished rice
稲の種実を乾燥,脱穀すりをして得た。表皮部分のぬか層といわれる部分がついたままであり,このぬか層には果皮,種皮糊粉層が含まれている。このぬか層に包まれている部分が胚乳胚芽で,いわゆる白米は,ぬか層と胚芽を取除いた胚乳部分だけである。胚乳部分は主としてデンプン質から成っているが,胚芽やぬか層の部分にはある程度の脂肪,蛋白質,ビタミン B1 を含んでいる。したがって白米にした場合の歩どまりは 90%強であるが,残るのはほとんどデンプン質で,脂肪,蛋白質,ビタミン B1 などは大幅に減る。収穫した米は通常玄米の形で貯蔵される。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

げん‐まい【玄米】
もみ殻を取り除いただけの、精白していない米。貯蔵性がよく、ビタミンB1に富む。くろごめ。

出典:小学館
監修:松村明
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編集協力:田中牧郎、曽根脩
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栄養・生化学辞典

玄米
 もみ米からもみ殻を除いたもの.通常精白して食べる.

出典:朝倉書店
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世界大百科事典 第2版

げんまい【玄米】
もみからもみがらを取りはずした米で,一般にはゴムロールのもみすり機を用いてもみから玄米をつくり,麻袋や紙袋に詰めて貯蔵する。日本では米は大部分玄米の形で貯蔵されている。この玄米貯蔵徳川の藩制時代に始まったといわれており,日本独特の方法である。玄米の構造は外側から果皮,種皮,糊粉層などのぬか層とよばれる部分と,米粒の基部に小部分を占める胚芽と,残りの大部分の胚乳からなっている。このぬか層と胚芽を除いたものが精米(白米)である。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

げんまい【玄米】
もみがらを取り去っただけの、精白していない米。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

玄米
げんまい
(もみ)米から籾殻のみを除いた精白していない米をいう。玄米から胚芽(はいが)と糠(ぬか)層を除いて胚乳を集めたものである白米に対し、色・光沢から「黒米(くろごめ)」とよばれた。この黒に相当する字が玄である。日本では大型工場(サイロで籾米貯蔵後、白米に精白)以外は生産地で玄米として袋詰めし、米の貯蔵、輸送は玄米で行われるのが主流である。玄米は白米より虫害や微生物の害も受けにくく、貯蔵性がよい。しかし胚芽中の脂肪がリパーゼで分解されて酸敗することにより、風味が落ちる場合がある。玄米はタンパク質(100グラム中6.8グラム)、脂質(同2.7グラム)、無機質(同650ミリグラム)、ビタミンB1(同0.41ミリグラム)、食物繊維(同3.0グラム)の含量が白米より多く栄養的に良好である。しかし白米と同じような方法で炊飯すると、吸水、デンプンの糊化(こか)が十分行われず、消化、吸収は白米より悪い。それでも玄米食は無機質、ビタミンおよび食物繊維の供給源として関心を集めている。
 玄米の炊飯は、常圧では、二度炊きしてもなかなかおいしいご飯になりにくく、圧力釜(がま)などの特殊な器具を必要とする。すなわち、十分吸水させたのち加水重量比1.6~2.0、110~120℃で炊飯すればおいしい玄米飯ができる。また玄米にパフ(膨化)加工を施して常圧で炊飯できるようにした加工玄米が市販されている。この場合炊飯には白米よりいくぶん多めの水加減が必要である。さらに玄米粥(がゆ)や発芽玄米も加工食品として市販されている。[不破英次]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

げん‐まい【玄米】
〘名〙 もみがらを取り除いただけの、精白していない米。くろごめ。
※地方凡例録(1794)六「十六歳より五十九歳迄の男は一日玄米二合、女は一合」

出典:精選版 日本国語大辞典
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知恵蔵

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出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」

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