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玉依姫【タマヨリヒメ】

デジタル大辞泉

たまより‐ひめ【玉依姫】
《「たまよりびめ」とも》
神霊を宿す女性。巫女(みこ)などの称。

日本神話で、海の神の娘。鸕鷀草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)となり、神日本磐余彦尊(かんやまといわれびこのみこと)(神武天皇)ら四子を産んだ。
賀茂伝説で、建角身命(たけつぬみのみこと)の娘。丹塗矢(にぬりや)(火雷神(ほのいかずちのかみ))と結婚し、別雷神(わけいかずちのかみ)を産んだ。

出典:小学館
監修:松村明
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編集協力:田中牧郎、曽根脩
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デジタル版 日本人名大辞典+Plus

玉依姫 たまよりひめ
記・紀にみえる女神
豊玉姫の妹。彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)と結婚したの生んだ鸕鷀草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)を養育し,のちその妃となり,神日本磐余彦尊(かむやまといわれびこのみこと)(神武天皇)ら男子4人を生む。「古事記」には玉依毘売とある。

出典:講談社
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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

世界大百科事典 第2版

たまよりひめ【玉依姫】
記紀,《風土記》に登場する女性の名。たとえば,毎夜訪れる見知らぬ若者(実は大物主(おおものぬし)神)によってみごもり,三輪氏のを生んだとされる女性,海神(わたつみ)の娘で,海幸山幸神話の主人公火遠理(ほおり)命の子の乳母でのちには妻となり,神武天皇を生んだとされる女性,丹塗矢(にぬりや)と化した火雷(ほのいかずち)神に感精して賀茂氏祖神を生んだとされる女性などがタマヨリヒメとよばれている。物語の中では固有名詞のように扱われているが,むしろ普通名詞と考えたほうがよい。

出典:株式会社平凡社
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精選版 日本国語大辞典

たまより‐ひめ【玉依姫】
(古く「たまよりびめ」とも。「たま」は魂、「より」は憑依する意) 記紀神話で、海の神の娘。姉の豊玉姫が天孫彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)の子彦波瀲武鸕鷀草葺不合尊(ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)を産み落として去った後、其の子を養育した。その後、育てた彦波瀲武鸕鷀草葺不合尊と結婚して、神日本磐余彦尊(かむやまといわれびこのみこと)(=神武天皇)を含む四人の男子を産んだとされる。
※日本紀竟宴和歌‐延喜六年(906)「しらなみに多万余理毗咩(タマヨリヒメ)のこし事は渚やつひにとまりなりけむ〈大江千古〉」
[補注]この名は、この外にも記紀で高御産巣日神(たかみむすびのかみ)の娘万津幡豊秋津姫の子として、また「逸文山城風土記」所引賀茂神社の伝承に賀茂別雷命を丹塗矢で受胎した母として見え、元来は普通名詞的な巫女(みこ)の意であったか。

出典:精選版 日本国語大辞典
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日本大百科全書(ニッポニカ)

玉依姫
たまよりひめ

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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