●玉鬘【タマカズラ】
デジタル大辞泉
たま‐かずら〔‐かづら〕【玉×鬘】

1 古代の装飾品の一。多くの玉を糸に通した髪飾り。
「押木の―を持たしめて」〈記・下〉
2 かつら・かもじの美称。
「あれを見よしらが女の―」〈誹諧連歌抄・恋〉

「―かけぬ時なく恋ふれども」〈万・二九九四〉
「―影に見えつつ忘らえぬかも」〈万・一四九〉
出典:小学館
監修:松村明
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たまかずら【玉鬘】[書名・謡曲]




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デジタル版 日本人名大辞典+Plus
玉鬘 たまかずら
「源氏物語」の登場人物。
父は頭中将(とうのちゅうじょう)。母は夕顔。乳母に筑紫(つくし)でそだてられ,のち光源氏の養女となる。冷泉(れいぜい)帝などに求婚されるが,結局,きらっていた無骨な髯黒(ひげくろの)大将と結婚した。
父は頭中将(とうのちゅうじょう)。母は夕顔。乳母に筑紫(つくし)でそだてられ,のち光源氏の養女となる。冷泉(れいぜい)帝などに求婚されるが,結局,きらっていた無骨な髯黒(ひげくろの)大将と結婚した。
出典:講談社
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