●王位継承法【おういけいしょうほう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
王位継承法
おういけいしょうほう
Act of Settlement
1701年6月制定されたイギリスの法律。イギリスでは先に「権利章典」 (1689) において王位継承順位は定められていたが,アン女王に男系相続人がなかったため,王位は旧教徒の大王位僭称者 J.F.E.スチュアートに移るおそれが生じた。そこでこの法が制定され,アンのあとは,ジェームズ1世の孫でハノーバー選帝侯未亡人ソフィアの子孫にイギリス王位を伝えて,それを新教徒に確保しようとした。この法によって 14年ジョージ1世が即位し,ハノーバー朝が始った。
出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
世界大百科事典 第2版
おういけいしょうほう【王位継承法】
出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.
「王位継承法」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●王位継承法の関連情報
関連キーワード
| 浅野長矩| キッド| 浅野長矩| 浅野長矩| スティール| フェリペ[5世]| 浅野長矩| レン| 高田藩| 竹内式部|