●現世利益【げんぜりやく】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
現世利益
げんぜりやく
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デジタル大辞泉
げんせ‐りやく【現世利益】
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世界大百科事典 第2版
げんぜりやく【現世利益】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
現世利益
げんぜりやく
神仏などの加護によりこの世で得られる利益のこと。仏教では、『法華経(ほけきょう)』『金光明経(こんこうみょうきょう)』『薬師経(やくしきょう)』などの大乗経典で強く説かれ、祈祷(きとう)、読経(どきょう)、念仏などにより、延命、息災、治病などの利益が得られるとされる。とくに密教では加持(かじ)祈祷による現世利益が強調された。また日本の民間信仰やそれを基盤に生まれた新宗教は、現世利益をその基調とする。ただ、仏教のたてまえが現世利益を第二義的なものとしていることもあって、現世利益中心の信仰は「ご利益信仰」と蔑称(べっしょう)されることが多い。
[船岡 誠]
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精選版 日本国語大辞典
げんせ‐りやく【現世利益】
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四字熟語を知る辞典
現世利益
[使用例] 海へ出るなりわい故、海の神を
[使用例] 現実の利害関係に根ざしたなまぐささが立ちこめ、国際競争にどう勝つかという目先の現世利益が、中心の課題になってきた[城山三郎*官僚たちの夏|1974]
[解説] 「利益」は仏を信ずることによって受ける恵み。
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