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球根【きゅうこん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

球根
きゅうこん
多年草の地下に生じる球状の栄養増殖器官園芸上の総称で,次のような各種のものを含む (→ ) 。 (1) 鱗茎  bulb 短い地下茎の周囲に養分をたくわえて多肉化した鱗片葉が密着するもの。ユリチューリップなど。 (2) 塊茎  tuber 地下が肥大し,ところどころにをつけるもの。ジャガイモなど。 (3) 球茎  corm; solid bulb 茎の基部が球状になり,その芽が変態した薄い葉鞘をつけるもの。グラジオラスクワイなど。 (4) 塊根  tuberous root 根に養分がたくわえられ肥大したもの。ダリアなど。 (5) 偽鱗茎  pseudobulb 葉柄や短枝が肥大して茎を包むもの。カトレヤなど。 (6) 根茎  rhizome 横にはう地下茎で節があるもの。カンナなど。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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知恵蔵

球根
チューリップやスイセン、ユリなど地下器官の一部が膨れ、貯蔵器官になったもの。単子葉植物に多く見られる。園芸的には、鱗茎(りんけい)(茎の周囲に肉厚の葉が重なったもの)や根茎(こんけい)(地下茎が肥大して養分の貯蔵器官になったもの)、塊茎(かいけい)(茎の基部または地下茎の先端が球状または塊状に肥大して養分の貯蔵器官になったもの)などを含めて取り扱うことが多い。オランダなど生産国からの輸入が円滑に行われるようになってから、輸入量は増大し、各家庭でも球根の使用量が増大している。
(森和男 東アジア野生植物研究会主宰 / 2007年)

出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」

デジタル大辞泉

きゅう‐こん〔キウ‐〕【球根】
植物で、球状または塊状の地下茎や根。栄養分を蓄えて多肉になったもので、栄養繁殖をする。スイセン鱗茎(りんけい)サフラン球茎シクラメン塊茎ショウブ根茎ダリア塊根など。

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

きゅうこん【球根】
多年生植物が,気温,地温,水分過不足,日照時間の長短など環境の支配を受けて,地下に養分を蓄積して休眠状態に入るとき,球状,塊状,いも状になった器官を球根といい,球根をつくる植物を園芸では広い意味で球根植物と呼んでいる。一般にユリ科ヒガンバナ科アヤメ科などの単子葉植物が多いが,双子葉植物のキク科カタバミ科,キンポウゲ科などにも見られる。球根はそれを形成する器官のいかんによって次のように呼ばれる。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

球根
きゅうこん

植物体の一部が地下で養分を貯蔵して多肉化し、冬期または乾期のような生育に不適当な季節をしのぐための役をするもの。多くの場合は栄養繁殖の役をもする。植物学用語というよりは園芸で用いられる語であり、植物学上はいくつかの範疇(はんちゅう)に分けられる。スイセン、チューリップなどでは鱗茎(りんけい)、グラジオラス、クロッカスなどでは球茎、シクラメン、グロキシニアなどでは塊茎(かいけい)、カンナ、ジャーマンアイリスなどでは肥大した根茎、ダリアなどでは塊根がそれぞれ球根とよばれる。

[福田泰二]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

きゅう‐こん キウ‥【球根】
〘名〙 多年生植物にみられる、養分を貯えて球状または塊状となった地中にある根、茎、葉などの総称。形態学的にはユリの鱗茎(りんけい)、フリージアの球茎、ダリアの塊根、シクラメンの塊茎、アイリスの根茎のほかヤマノイモの側扁生長した側枝などが含まれる。〔博物図教授法(1876‐77)〕

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