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球電【キュウデン】

デジタル大辞泉

きゅう‐でん〔キウ‐〕【球電】
電光の一種雷雨のときにまれに現れて、赤黄色の光を放ちながら中空をゆっくり移動する球状のもの。

出典:小学館
監修:松村明
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世界大百科事典 第2版

きゅうでん【球電 ball lightning】
雷(かみなり)放電が激しく起きているとき,直径25cmくらいの発光する火球が出現し,数秒から数分間地表付近を動きまわって消失する現象をいう。非常にまれであるが,確実な目撃記録があり,科学研究の対象となっている。雷放電からどのようにエネルギーが供給されてこの火球が発生するか,どのような機構で光を出すかについて説明を試みた論文は多数あるが,いまだ定説として認められるものはない。【北川 信一郎】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

日本大百科全書(ニッポニカ)

球電
きゅうでん
ball lightning

雷雨の最中に現れる光球。きわめて不可解な現象として知られ、直径は20センチメートル程度がもっとも多く、色は橙(だいだい)から青白までさまざまであるが、昼でもはっきり見えるほど明るい。出現は落雷点付近に多いが、かならずしも落雷のときとは限らない。毎秒2~3メートルの速さで不規則に動き、ときには家の中にも入ってくる。寿命は数秒から数十秒。消滅時に爆発音をたてることもある。人や物に接触した場合の作用もまちまちで、火傷や焼痕(しょうこん)を残すこともあり、また痕跡を残さないこともある。成因や構造についてはプラズマ説などの理論的仮説がいくつかあるが、まだ定説はない。

[三崎方郎]

『ジョルジ・エゲリ著、板井一真訳『謎の発光体 球電』(1990・丸善)』『B・M・スミルノフ、大槻義彦、大古殿秀穂著『火の玉の科学』(1994・共立出版)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

きゅう‐でん キウ‥【球電】
〘名〙 まれにあらわれる電光の一種。雷雨のときやその直後に、雲から抜けでて数秒間、空をゆっくり飛んでゆく火の玉状のもの。ふつう赤黄色で、大きさは一〇~二〇センチメートル、持続時間は数秒から数分に及ぶことがある。原因は諸説があるが、はっきりとはわかっていない。

出典:精選版 日本国語大辞典
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