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甘栗【アマグリ】

デジタル大辞泉

あま‐ぐり【甘×栗】
栗の実を熱した小石の中に入れ、糖液を加えて蒸し焼きにしたもの。中国産の小粒の栗を用いる。
平安時代、新任の大臣の大饗(たいきょう)のとき、天皇から賜る搗(か)ち栗

出典:小学館
監修:松村明
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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典

あまぐり【甘栗】
①釜(かま)などで小石を熱した中にを入れ、黒砂糖や水あめを加えてかき混ぜながら焼いたもの。中国産の小粒の栗を用いる。食べるときは、鬼皮に傷をつけて割ると、渋皮とともにきれいにはがれる。皮をむいたものも市販されている。
②平安時代、大臣の大饗(たいきょう)(大臣家が主催する恒例の饗宴)の際に朝廷から大臣に賜ったかちぐり

出典:講談社
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世界大百科事典 第2版

あまぐり【甘栗】
中国栗をなべの中で砂といっしょにいり,熱がよく通ったときにゴマ油砂糖を加えていり上げたもの。糖炒栗子と呼び,中国北部の重要な間食である。甘栗の作り方は,日本も中国も同じである。甘栗にするクリは中国北部の河北省辺で多産する。天津が集産地であったから日本では天津栗というが中国では板栗といい,品質は最も優れている。日本では平安時代,大臣に新任されたときの大饗(たいきよう)などのさい朝廷から蘇(そ)と甘栗を賜るならわしがあり,それを届ける勅使蘇甘栗使(そあまぐりのつかい)と呼んだ。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

あまぐり【甘栗】
熱した小石の中に入れ、甘味料を加えてかき回しながら加熱して製した栗。中国産の小粒の栗(天津栗)を用いる。
平安時代、大臣の大饗たいきようの際に天皇から大臣に賜る搗ち栗。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

甘栗
あまぐり
(1)中国産の天津(てんしん)グリを、甘味材料を加えた小砂利とともに炒(い)った、焼き栗の一種。天津甘栗ともいう。平鍋(ひらなべ)に、丸みのある小砂利を入れて加熱し、この中で天津グリを攪拌(かくはん)加熱しながら炒り上げる。砂糖の糖蜜(とうみつ)を加えて、香りづけと皮のつや出しを行う。明治時代、中国人が東京で売り出したのが始まりといわれている。日本産のクリと異なり、炒り上げたものは、爪(つめ)で皮に傷つけて割ると、外皮と渋皮が果肉からきれいにはがれる。
(2)搗栗(かちぐり)の皮、渋を除いたものを古くは甘栗といった。中古以来、大臣が、毎年正月または新任のとき諸大臣以下殿上人を招待して行う大饗(たいきょう)に、天皇が甘栗を下賜される習わしがあったが、この勅使を甘栗の使いといい、六位の蔵人(くろうど)が務めた。[河野友美]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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動植物名よみかた辞典 普及版

甘栗 (アマグリ)
学名:Castanea mollissima
植物。ブナ科の落葉高木

出典:日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」
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精選版 日本国語大辞典

あま‐ぐり【甘栗】
〘名〙
① 干して甘くした栗。ほし栗。(かちぐり)。平安時代、大臣の大饗(たいきょう)などに朝廷から賜わった。→甘栗の使。〔江家次第(1111頃)〕
② 熱した砂利の中に入れて蒸し焼きにし、砂糖または果汁で甘味等を加えた栗の実。小粒の支那栗が最も賞美され、中国、天津の名産。
※道程(1914)〈高村光太郎〉甘栗「釜からあげた、清国名産甘栗の」

出典:精選版 日本国語大辞典
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