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生体認証【セイタイニンショウ】

知恵蔵

生体認証
ユーザー認証が必要なシステムで、本人確認のために人体の特徴を利用するもの。他者と一致せず、変化や偽造がしにくいことが求められ、紋、手のひらや指の静脈、眼球虹彩などが用いられている。指紋認証はパソコンにもセンサーが搭載されて利用が広がっているほか、銀行のATM(現金自動出入機)では手のひらや指の静脈認証が利用可能になっている。人体の特徴を利用するため「なりすまし」が不可能である反面、特徴の読み取り精度が万全とは言えず読み取りエラーが起きることがある。キャッシュカードの場合、規格が統一されていないため利用可能なATMが制限される、費用がかかるなどの課題がある。また、身体的特徴をデータとして金融機関などに登録すること自体に抵抗感を持つ人も多い。
(斎藤幾郎 ライター / 2009年)

出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」

デジタル大辞泉

せいたい‐にんしょう【生体認証】
身体的特徴により本人確認をする技術。指紋認証声紋認証虹彩認証静脈認証などがある。バイオメトリックス認証バイオ認証生物学的認証

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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IT用語がわかる辞典

せいたいにんしょう【生体認証】
特定の個人を認証する方式のひとつ。画像認識技術を利用して、指紋・虹彩・手のひらの静脈などのパターンによって個人を認証する。◇「バイオメトリクス認証」「バイオ認証」ともいう。

出典:講談社
(C)Kodansha 2011.
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日本大百科全書(ニッポニカ)

生体認証
せいたいにんしょう

個々人で異なる身体や行動の特徴を利用して本人を確認する機能のこと。バイオメトリクス認証biometrics authenticationともよばれる。指紋、手の形、瞳の虹彩模様、網膜、目や口の位置、顔の輪郭、指などで複数の静脈が交わるパターン、声紋などが使われており、いずれも精度が高く偽造がされにくいという利点がある。パスワードのように忘れることもなく、ICカードのように紛失の恐れもない。コンピュータなどのネットワークへのアクセスコントロールや、ネットワークを介した取引などの際の本人確認、あるいは建物や部屋への入退出管理など、セキュリティが要求されるところで使われる。2001年のアメリカ同時多発テロ以降、厳密な本人確認が必要な空港や原子力発電所のほか、金融機関、大学や企業の研究機関、病院、個人向けマンションなどで導入の動きが広がっている。

 画像処理によって認識した身体の一部の情報をICチップなどに記録し、カメラなどで読み取った身体特徴と照らし合わせて本人かどうかを確認する場合が多い。磁気に比べ記憶容量が大きいICチップの実用化により、生体認証の普及に弾みがついた。指紋認証ではシリコンなどでできた偽装指による犯罪も起きているが、身体の内部にある静脈や虹彩などは複製しにくいことから、相対的に安全性が高いとされる。

 日本では、キャッシュカード偽造事件が相次いだため、金融機関で手のひらの静脈や指の静脈を使った生体認証が採用されている。ただ三菱(みつびし)UFJ銀行が手のひら方式、三井住友銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行などが指方式を採用し、二つの仕様が並立している。互換性のない認証技術が乱立するのを防ぐため、国際標準化機構(ISO)と国際電気標準会議(IEC)の合同会議は認証規格の標準化に取り組んでいる。

[編集部]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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