●生口島【いくちしま】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
生口島
いくちしま
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デジタル大辞泉
いくち‐しま【生口島】
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世界大百科事典 第2版
いくちしま【生口島】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
生口島
いくちじま
広島県南東部、瀬戸内海の芸予(げいよ)諸島東部の一島。面積31.05平方キロメートル。尾道(おのみち)市に属する。周囲には東に因島、南に愛媛県の岩城(いわき)島、伯方(はかた)島、西は大三(おおみ)島、北に佐木(さぎ)島、高根(こうね)島がある。花崗(かこう)岩からなる島で、最高所は観音山の472メートル。
鎌倉時代までは京都の長講堂所領で、江戸時代には広島藩の蔵入(くらいり)地であった。江戸時代の中ごろから多くの塩田が開発された。現在はミカン栽培が主で、早出し野菜の栽培も行われる。中心の瀬戸田には国宝の三重塔(1432年建立)で知られる向上寺(こうじょうじ)や西の日光とよばれる耕三寺(こうさんじ)がある。東部の御寺(みてら)には古刹(こさつ)光明坊がある。西部の海岸に環境省選定「日本の名水浴場88選」の一つ「サンセットビーチ」がある。生口橋(1991年完成)が因島と、多々羅(たたら)大橋(1999年完成)が大三島と結び、それぞれ本州四国連絡橋尾道―今治(いまばり)ルート(西瀬戸自動車道=瀬戸内しまなみ海道、1999年5月全通)の一部をなす。高根島とは高根大橋で結ばれる。また、三原との間にフェリーの便がある。人口1万0597(2000)。
[北川建次]
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