●生垣【イケガキ】
デジタル大辞泉
いけ‐がき【生(け)垣/生け×籬】
出典:小学館
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世界大百科事典 第2版
いけがき【生垣 hedge】
生きた植物によってつくられた垣根。樹木を列植して,刈り込んで形を整えたものが多い。
[特徴と効用]
他の垣根や塀に比べると物理的な強さが劣り,維持管理に手間がかかるが,造成時の経費が少なく,永続性があり,災害時の危険性が少ない。さらに重要なことは,生きた植物のもつ特性,すなわち生命感をもつ色彩の美しさ,変化性,柔軟性,適応性,総合性などから観賞用,装飾用としてもすぐれた特徴をもつ。またその効用には,境界を区別する,外部からの侵入を防止する,内部を遮へいする,防風・防火など災害を防止する,自然感を強め景観をよくする,植物の活動による微気象の調節,酸素生成,植物体の有害成分・塵埃(じんあい)の吸収・吸着などによる大気浄化,適度の通風など環境保全・改善の働きが大きいなどがある。
[特徴と効用]
他の垣根や塀に比べると物理的な強さが劣り,維持管理に手間がかかるが,造成時の経費が少なく,永続性があり,災害時の危険性が少ない。さらに重要なことは,生きた植物のもつ特性,すなわち生命感をもつ色彩の美しさ,変化性,柔軟性,適応性,総合性などから観賞用,装飾用としてもすぐれた特徴をもつ。またその効用には,境界を区別する,外部からの侵入を防止する,内部を遮へいする,防風・防火など災害を防止する,自然感を強め景観をよくする,植物の活動による微気象の調節,酸素生成,植物体の有害成分・塵埃(じんあい)の吸収・吸着などによる大気浄化,適度の通風など環境保全・改善の働きが大きいなどがある。
出典:株式会社平凡社
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精選版 日本国語大辞典
いけ‐がき【生垣】
〘名〙 (「いけ」は生かしておく意の「いける」から) 庭木などの低木類を植えてつくった垣根。
※多聞院日記‐天文一九年(1550)八月二六日「坊之生垣、善阿み来沙汰了」
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