●産卵管【さんらんかん】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
産卵管
さんらんかん
ovipositor
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デジタル大辞泉
さんらん‐かん〔‐クワン〕【産卵管】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
産卵管
さんらんかん
産卵のために腹部末端に発達した管状突起で、おもに昆虫がもつ。バッタなど直翅(ちょくし)目の産卵管が典型的である。これは、背片、腹片、内片の三つの部分からなり、輸卵管開口から出た卵は、腹片と内片により形成される導卵溝を通って産み出される。産卵管の大きさや形は、昆虫の種類によってさまざまに異なり、ウマノオバチでは長さ数センチメートルに達し、セミでは木に穴をあけるため、腹片が鋸歯(きょし)状となっている。また、ハチでは産卵管が毒針になっている。一方、魚類でも、二枚貝中に産卵するタナゴなどで、輸卵管が伸びて産卵管となっている。
[町田武生]
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精選版 日本国語大辞典
さんらん‐かん ‥クヮン【産卵管】
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