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産業内貿易【さんぎょうないぼうえき】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

産業内貿易
さんぎょうないぼうえき
inter-industry trade
産業間貿易ともいう。同産業の同種の製品について相互輸出入が行われること。通常,貿易は発展途上国が1次産品や労働集約的な工業製品の生産を行い,先進国資本・技術集約的な工業製品を生産するという垂直的国際分業が,比較優位要素の賦存状況に応じて行われるが,近年の先進諸国間の貿易は,産業内貿易,すなわち水平的国際分業が主流となっている。これは,製品が標準品ではなく,消費者の好みの多様化に応じた差別化されたものが多くなっているからである。日本の場合も 1985年の円高以降製品輸入が急増し,産業内貿易が盛んになってきている。企業活動のグローバリゼーション,製品の差別化が進むにつれて今後もこの傾向は続くものと考えられる。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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