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【た】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典


稲を作付けする耕地,特に水稲耕作地をいう。日本では弥生時代から水田がつくられるようになり,土地所有,社会構造の基礎をなした。水伝来期の水田技術は低かったので,主として低湿地につくられたが,土木技術の発達とともに広がり,大化改新前代には田形の画一化も一般化し,国家権力の成立とともに,律令制のもとで口分田を基本とする田制も整備され,条里制によって全国的に把握された。奈良時代末期から平安時代にかけて開墾が盛んとなり,荘園制の生成とともに,名田 (みょうでん) を基本として集約化が進んだ。鎌倉時代には二毛作が行われ,室町~戦国時代には,農具や品種の改良,小農民の土地占有の成立などとともに生産力が大幅に増大した。安土桃山~江戸時代には,田地を基礎とする石高制が確立し,米経済を基礎とする社会体制のもとで幕府,藩,さらに町人による新田開発も進み,明治にいたった。明治以後集約化が進み,寄生地主制が発達したが,第2次世界大戦後の農地改革の結果,自作農が急増し,人口の増加とともに開田技術が進み面積も拡大されていった。一方,化学肥料の発達や機械化の進展とともに生産量が格段に伸びたが,現在は,生産構造の近代化,生産性の向上が問題となっている。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

た【田】
耕して稲などを栽培する土地。ふつうは水を引き水稲を栽培する水田をさす。畑に対していう。たんぼ。「を打つ」
[下接語]青田荒(あら)田新(あら)田荒れ田植え田門(かど)田刈り田黒田塩田代(しろ)田白田泥田沼田冬田古田水田(だ)浅田稲(いな)田陸(おか)田小(お)田牡蠣(かき)田隠し田・草田・棚田築(つき)田苗代(なわしろ)田野田蓮(はす)田穭(ひつじ)田深田外持(ほまち)田・谷(やち)田・病(やまい)田山田早稲(わせ)田

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編集協力:田中牧郎、曽根脩
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でん【田】
田(た)。田地。田畑。転じて、物を生み出すところ。
「此砂浜は…衣食の―なり」〈蘆花自然と人生
田楽(でんがく)豆腐をいう女房詞。→御田(おでん)

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でん【田】[漢字項目]
[音]デン(呉) [訓]
学習漢字]1年
〈デン〉
たんぼ。畑。「田園田地田野乾田帰田耕田荒田水田桑田美田陸田
物を産出する土地。「塩田炭田票田油田
いなか。「田家田紳
狩り。「田猟
「田楽」の略。「魚田
〈た(だ)〉「田畑青田稲田
[名のり]ただ・みち
[難読]田舎(いなか)田鶴(たず)田螺(たにし)田圃(たんぼ)

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世界大百科事典 第2版

た【田】
一年のうち,そこに作る作物の生育期間中は湛水灌漑のできる耕地を田という。今日にあっても,特別にその地に水を導く施設のない田もあり,それを天水田といっている。天水田は同時に通年水を落とすことのできない湿田である。田に作られる作物は稲を中心とするが,冬季にイグサを作ったり,ハスを植えてれんこんを取ることもある。はじめて稲を作ったころには,自然に浅い湛水のできる土地が選ばれたにちがいない。貯水池にせよ河川にせよ,新しい施設を作り,水を導く溝渠を作って作られる田は,土木工法の発展や労働力を多量に集めうる組織が生じた後の発展形態を示すものである。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

た【田】
稲を栽培する耕地。多くは灌漑かんがい設備を有し水稲栽培する水田をさす。たんぼ。
水を引いて作物を栽培する土地。 わさび-

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)


本来の中国の字義は、区画された圃場(ほじょう)のこと。日本では水稲栽培が中心なので、田とは水田のことをいう。[編集部]

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精選版 日本国語大辞典

た【田】
〘名〙
① 耕作して稲などを植える土地。湿田と乾田とがある。
※古事記(712)中・歌謡「なづきの多(タ)の 稲幹(いながら)に 稲幹に 匍ひ廻ろふ 野老蔓(ところづら)
※源氏(1001‐14頃)若菜上「この家をば寺になし、あたりの田などのやうの物は、みな、その寺の事にしおきて」
※日葡辞書(1603‐04)「Tauo(タヲ) スク、または、スキカエス」
② ①に作られている稲などの作物。
※虎明本狂言・右近左近(室町末‐近世初)「左近と申者の牛が、私の一たんの田を大目ほどたべて御ざる」

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でん【田】
〘名〙
① 田(た)。はたけ。田地。田畑。〔書経‐禹貢〕
② 田楽豆腐(でんがくどうふ)をいう女房詞。
※御湯殿上日記‐弘治元年(1555)閏一〇月二〇日「てん二かまいる」

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でん【田】
姓氏の一つ。

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