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男性ホルモン【だんせいホルモン】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

男性ホルモン
だんせいホルモン
male hormones
精巣 (睾丸) の間質細胞から分泌されるテストステロンをはじめとして,アンドロステロンなどを含む。これらのホルモンは,男性の外陰部の陰茎陰嚢,副性器の精嚢前立腺発育と機能の保持,精子生成機能の維持,体格,性格,音声,毛髪などのいわゆる男らしさの発達を促す。また蛋白同化作用と脂肪の蓄積防止などを行うが,心理面においても性欲,能動性を与える。女性ホルモンと同じく,下垂体前葉の管理を受けている。男性ホルモンは女性の場合でも副腎皮質から分泌されており,卵胞ホルモンと拮抗し,能動性を与え,30歳頃から分泌が増加する傾向がある。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

だんせい‐ホルモン【男性ホルモン】

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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栄養・生化学辞典

男性ホルモン

出典:朝倉書店
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毛髪用語集

男性ホルモン
ひげや体毛を濃く生やす働きや、男らしい体型をつくるホルモン。しかし、皮脂腺から分泌される酵素とテストステロンが結合すると変化を起こし、髪の毛の成長を抑制してしまう働きがある。

出典:抜け毛・薄毛対策サイト「ふさふさネット」
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世界大百科事典 第2版

だんせいホルモン【男性ホルモン male sex hormone】
男性における性ホルモンで,広く動物をも含めて一般的にいう場合には雄性ホルモンとよぶ。アンドロゲンandrogenともいう。男性の二次性徴の発達に作用を現すホルモンで,主として精巣(睾丸)から分泌されるが,一部は副腎皮質と女性の卵巣からも分泌される。成人男性では1日2.5~11mg,女性では副腎から約0.5mg分泌される。 精巣から何か特殊な物質が血中に出ると考えられるようになったのは,1849年にバーソールドA.A.Bertholdが去勢した雄鶏に精巣を移植すると,萎縮したとさか鳴声などがもとの状態に戻ることを見いだしたときからである。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

だんせいホルモン【男性ホルモン】
雄性ゆうせいホルモン

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

男性ホルモン
だんせいほるもん

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

だんせい‐ホルモン【男性ホルモン】
〘名〙 (ホルモンはHormon) 男性の生殖器官の発達や第二次性徴の発現などを支配する内分泌物質。おもに睾丸の間質細胞から分泌される。

出典:精選版 日本国語大辞典
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四訂版 病院で受ける検査がわかる本

男性ホルモン

基準値

男性:2.5~10.5ng/mℓ

女性:0.9ng/mℓ以下

第二次性徴の不全、男性機能低下などをチェック

 男性ホルモンのテストステロンは睾丸から分泌されるホルモンで、男性の第二次性徴の発現、生殖機能維持、蛋白同化作用促進などの役割を果たしています。

 女性にもわずかに存在し、生後から思春期までは低値で、思春期に成人レベルに達したのち、閉経後には若干、低下する変動を示します。

 このホルモンは男性の場合、第二次性徴の不全や、成人での男性機能低下などを調べるとき測定します。

検査値からの対策

 テストステロンは日内変動が大きいため、午前中の一定時間の安静にした状態で、複数回検査を繰り返すか、あるいは同じ日に時間をずらして数回測定して、これらの平均値を総合的に判定します。

疑われるおもな病気などは

◆男性:高値→レイディッヒ細胞腫瘍、性早熟症

    低値→先天性無精子症、クラインフェルター症候群、停留睾丸

◆女性:高値→男性化卵巣腫瘍、多嚢胞のうほう性卵巣症候群、男性化副腎腫瘍、特発性多毛症

    低値→間脳下垂体機能低下症、LH単独欠損症

医師が使う一般用語
「テストステロン」

出典:法研「四訂版 病院で受ける検査がわかる本」
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化学辞典 第2版

男性ホルモン
ダンセイホルモン
male sex hormone

アンドロゲン(androgen)ともいう.男性および雄性動物の精巣より分泌され,生殖器官の機能調節,発育維持,第二次性徴の発現をつかさどるホルモン.睾丸の間質細胞から分泌される.男性ホルモン作用を有するステロイドは多数知られているが,睾丸から分泌される真の男性ホルモンはテストステロンのみとされている.男性ホルモンの製造原料として,初期では,動物睾丸のエキスや男子尿が使用されたが,コレステロールジオスゲニン,ヘコゲニンなどから部分合成されたテストステロンおよびその誘導体が用いられている.男性ホルモン作用としては,前立腺,精嚢腺といった副性器の発育,陰茎,陰嚢などの外性器の発育,ひげ,体毛,声帯などの発育,精子形成,性欲亢進,女性性器に対しては,黄体ホルモン作用,卵胞ホルモン作用,抗卵胞ホルモン作用などが認められる.臨床では男子性機能発育不全,男子不妊症,老人虚弱,乳がん,月経困難症,機能性出血,更年期障害,未熟早産児の発育促進などに用いられる.[別用語参照]アナボリックステロイド

出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
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