●男色大鑑【なんしょくおおかがみ】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
男色大鑑
なんしょくおおかがみ
出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
デジタル大辞泉
なんしょくおおかがみ〔ナンシヨクおほかがみ〕【男色大鑑】
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
世界大百科事典 第2版
なんしょくおおかがみ【男色大鑑】
出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.
日本大百科全書(ニッポニカ)
男色大鑑
なんしょくおおかがみ
井原西鶴(さいかく)の浮世草子。1687年(貞享4)1月、大坂・深江屋太郎兵衛、京都・山崎屋市兵衛より刊行。八巻10冊。巻一から巻四までの前半部分は、武家社会の衆道(しゅどう)の世界に取材したものが多く、衆道の義理に殉ずる人間たちの数奇な運命が語られている。巻五以降は、当時流行の歌舞伎(かぶき)社会に取材し、いかにも演劇通であった西鶴らしく、興味ある歌舞伎話を提供している。浮世草子の題材を幅広く展開させ、壮烈な男たちの物語と艶冶(えんや)な歌舞伎社会の裏面とを組み合わせて、得意の情報網を駆使しながら縦横に描き上げようとした作品である。
[浅野 晃]
『暉峻康隆他校注・訳『日本古典文学全集39 井原西鶴集 二』(1973・小学館)』▽『麻生磯次・冨士昭雄訳注『対訳西鶴全集6 男色大鑑』(1979・明治書院)』
出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
精選版 日本国語大辞典
なんしょくおおかがみ ナンショクおほかがみ【男色大鑑】
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「男色大鑑」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●男色大鑑の関連情報