●留守所【るすどころ】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
留守所
るすどころ
出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
デジタル大辞泉
るす‐どころ【留守所】
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
世界大百科事典 第2版
るすどころ【留守所】
出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.
日本大百科全書(ニッポニカ)
留守所
るすどころ
日本の古代末・中世において、地方行政の統轄のため各国に設けられた政庁。平安中期から、地方行政の実権はその国の在地の領主である在庁官人に握られ、国守は遙任(ようにん)と称して在京し、任国へはその私的な代官である目代(もくだい)を派遣するようになるが、その目代の指揮のもとに在庁官人が執務する国衙(こくが)(国府)の中心が留守所である。11世紀中ごろに現れ、15世紀まで史料にみえる。下部に税所(さいしょ)、健児所(こんでいしよ)、検非違所(けびいしよ)、田所(たどころ)、調所(ずしょ)などの分課的な所を置き、国務は在京の国守の命を受けた留守所の下文(くだしぶみ)によって執行される。判官代などと称する数人から十数人の在庁官人と目代によって構成されている国と、1~2人の豪族的領主が実権を握っている国とがある。
[大石直正]
出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
精選版 日本国語大辞典
るす‐どころ【留守所】
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
旺文社日本史事典 三訂版
留守所
るすどころ
目代 (もくだい) 中心に在庁官人が政務をとった。10世紀末に始まり,院政時代に一般化した。鎌倉時代に幕府の支配権が拡大し,在庁官人が御家人化すると,留守所はその実を失った。
出典:旺文社日本史事典 三訂版
執筆者一覧(50音順)
金澤利明 竹内秀一 藤野雅己 牧内利之 真中幹夫
Copyright Obunsha Co.,Ltd. All Rights Reserved.
それぞれの項目は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「留守所」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●留守所の関連情報