●畜産学【ちくさんがく】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
畜産学
ちくさんがく
animal science; zoo technical science
出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
デジタル大辞泉
ちくさん‐がく【畜産学】
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
世界大百科事典 第2版
ちくさんがく【畜産学 zootechnical science】
出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.
日本大百科全書(ニッポニカ)
畜産学
ちくさんがく
zootechnical science
畜産業の発達を背景として体系づけられた応用科学の一つ。19世紀後半に、全産業が自給体制から商品生産の段階へ移行するとき、畜産でも、旧来の農民の経験に基づく創意工夫による域を脱して、近代科学の導入が試みられた。それは、メンデルの法則の再発見に刺激された遺伝学を家畜の品種改良に応用した家畜育種学、物理・化学の発達に基礎を置いた家畜栄養・飼養学および畜産物加工・利用学などであった。これら諸科学によって畜産学としての体系が確立したのは1920年代である。現在、畜産学はこれらの自然科学の分野のみならず、畜産経営に関係のある諸学を包括した高度の複合科学としてとらえられている。
畜産学は、健康な家畜を対象とし、(1)家畜の生物学的な面を研究する家畜解剖学、家畜生理学、動物遺伝学、内分泌学、家畜生態学、家畜心理学、(2)以上の基礎学を応用して家畜の生産向上を図る家畜育種学、家畜繁殖学、家畜飼養学、家畜管理学、(3)家畜の飼料生産のための飼料学、飼料作物学、草地学、(4)家畜の生産物の加工・製造のための畜産物利用学、(5)畜産経営と畜産物の流通に関する畜産経営学、によって構成されている。
[西田恂子]
出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
精選版 日本国語大辞典
ちくさん‐がく【畜産学】
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「畜産学」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●畜産学の関連情報