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疫病【えきびょう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

疫病
えきびょう
植物病の1つ。病菌 Phytophthora寄生により,植物の各部に発生する。たとえばジャガイモ疫病では,葉は病気の初期に暗緑色,水浸状の病斑を生じ,まもなく暗褐色となりその表裏にきわめて細かい白色の菌糸体を生じる。病気が進んだ葉では葉縁が巻上がり,は暗褐色の条斑をつくり,ひどくなると茎や葉が熱湯を浴びたようになる。地下茎もおかされ,内部は軟化腐敗する。この菌は藻菌類に属し,ジャガイモのほかナス,イチジク,タバコ,チョウセンニンジンリンゴなど多くの農作物に疫病を引起す。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

えき‐びょう〔‐ビヤウ〕【疫病】
悪性の伝染病。はやりやまい疫癘(えきれい)。えやみ。やくびょう。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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やく‐びょう〔‐ビヤウ〕【疫病】
悪性の伝染病。えやみ。えきびょう。

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

えきびょう【疫病 epidemic】
流行病ともいう。ヒトからヒトへつぎつぎに広がり,集団発生する病気をいう。病原微生物も治療法も分からなかった近年まで人々にたいへん恐れられた。比較的限られた地方患者限局するときを小流行,全国的規模で患者が発生したときを大流行,世界的規模で患者が発生したときを汎流行という。最近の汎流行の例として,1957年に発生したA2型インフルエンザ(アジア風邪)がある。患者または保菌者,または保菌動物が病原微生物を体外に排出し,これに直接接触するか,または食器玩具などを介して間接的に接触したり,飛沫によったり,飲食物を介して経口的に,また傷口を通して伝播していく。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

えきびょう【疫病 late blight】
卵菌類のPhytophthora属菌の寄生によって起こる病害で,植物に水浸状の病斑を生じ,病状が進むとべとべとに腐って枯れる病気。最も有名な疫病はジャガイモ疫病である。この病気の記録は古く,19世紀アイルランドにジャガイモの大凶作をもたらしたことはよく知られる。葉の縁ににじんだような暗紫色斑点ができ,梅雨期には急激に拡大して,ひどいときは数日で畑全面が枯れ上がる。葉を裏返すと,病斑を囲むようにして毛状の白いカビが生えているが,これは胞子囊柄と遊走子囊である。

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大辞林 第三版

えきびょう【疫病】
流行病。伝染病。はやりやまい。えやみ。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

やくびょう【疫病】
伝染性の熱病。えやみ。えきびょう。

出典:三省堂
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精選版 日本国語大辞典

えき‐びょう ‥ビャウ【疫病】
〘名〙 悪性の伝染病。流行病。えやみ。やくびょう。疫癘(えきれい)
※改正増補和英語林集成(1886)「Ekibyō エキビャウ 疫病」
[補注]古くは多く「やくびょう」か。

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やく‐びょう ‥ビャウ【疫病】
〘名〙 伝染性の激しい熱病。えやみ。時のけ。えきびょう。
※続日本紀‐慶雲三年(706)閏正月乙丑「勅、令祈神祇、由天下疫病也」

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