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白糸【シライト】

デジタル大辞泉

しら‐いと【白糸】
色を染めつけてない糸。白い糸。
滝の細い落水や白髪など、白くて細いもののたとえ。「滝の白糸
近世語》「素麺(そうめん)」をいう女性語。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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しろ‐いと【白糸】
染めてない白い。しらいと。

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション

しらいと【白糸】
福岡の日本酒。酒名は、地元の名勝白糸の滝」にちなみ命名伝来のハネ木搾りの製法を守り酒を造る。純米大吟醸酒、純米酒、本醸造酒などがある。原料米は山田錦、レイホウ。仕込み水は脊振(せふり)山系伏流水蔵元の「白糸酒造」は安政2年(1855)創業。所在地は糸島市本。

出典:講談社
(C)Kodansha 2010.
本事典は現在流通している、あるいは過去に存在した本格焼酎・泡盛の銘柄を集めたものです。限定品や終売品、蔵元の転廃業などで既になくなった銘柄も含まれていますのでご了承下さい。それぞれの情報は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

しらいと【白糸】
静岡の日本酒。酒名は、蔵近くの名勝「白糸の」にちなみ命名。「白糸の原酒」はアルコール度数20%の普通酒。ほかに本醸造酒などがある。原料米は五百万石など。仕込み水は富士山の伏流水。蔵元の「牧野酒造」は寛保3年(1743)創業。所在地は富士宮市下条。

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しらいと【白糸】
静岡の粕取り焼酎。酒名は、富士山麓景勝地・白糸の滝にちなみ命名。常圧蒸留で造る。原料は清酒粕。アルコール度数25%。蔵元の「牧野酒造」は寛保3年(1743)創業。焼酎と同名の清酒「白糸」の醸造元。所在地は富士宮市下条。

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世界大百科事典 第2版

しろいと【白糸】
国産の上質生糸をいう。これに対し国産の生糸を和糸と呼んで区別した。白糸はポルトガルの植民地マカオ周辺の中国の広東市場からポルトガル人が購入し,日本に輸出することで,約5割から10割の利益があがったが,1604年(慶長9)白糸に対し糸割符(いとわつぷ)制度を設けて,その利益を抑制する政策がとられた。なお輸入白糸以外に粗悪な生糸として,南方諸地域の黄糸,下糸などがあり,また弁柄糸(ベンガル糸)などもあったが,85年(貞享2)以降これらの生糸も糸割符制下に従属した。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

しらいと【白糸】

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大辞林 第三版

しらいと【白糸】
染めてない白い糸。
生糸の異名。
糸状で白いもの。 滝の-
近世女性語 そうめん。

出典:三省堂
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しろいと【白糸】
しらいと(白糸)に同じ。
中国産の上質な生糸。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

白糸
しらいと
室町末期から江戸時代を通じて輸入された中国産生糸の代表的品種。名産地の浙江(せっこう)省湖州府にちなんで湖糸ともよばれ、西陣織(にしじんおり)などの原料のほか、刀の下げ緒(お)、鎧(よろい)の威(おどし)などにも使われた高級糸。輸入生糸にはほかに、黄糸(きいと)(トンキン、ベンガル産が多い)、各色の撚(よ)り糸、紛(まが)い糸、節(ふし)糸、屑(くず)糸、かせ糸、縫い糸などがあった。白糸は糸割符(いとわっぷ)の対象とされ、初期にはおもにポルトガル船でマカオから入り、1600年(慶長5)ころには5万~6万斤、鎖国後はおもに唐船でもたらされ、1662年(寛文2)の37万斤余がピーク。宗(そう)氏によって朝鮮からも若干輸入されたが、以後和糸に押されて減少し、19世紀には御定高(おさだめだか)1万1650斤にすぎなかった。[中村 質]

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事典・日本の観光資源

白糸
(熊本県上益城郡山都町)
美しい日本のむら景観100選指定の観光名所。

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精選版 日本国語大辞典

しら‐いと【白糸】
[1] 〘名〙
① 染めていない白い生地のままの糸。しろいと。
※催馬楽(7C後‐8C)夏引「夏引の 之良伊止(シライト)七量(ななはかり)あり さ衣に 織りても着せむ」
② 白い糸のようなものをたとえていう。
(イ) 滝や湯などのたとえ。
※後撰(951‐953頃)覉旅・一三五六「水ひきのしらいとはへておるはたは旅の衣にたちやかさねん〈菅原道真〉」
(ロ) 白髪(しらが)のたとえ。
※海道記(1223頃)序「鏡の影に対居て知ぬ翁に恥ぢ、鑷子を取て白糸にあはれむ」
※新札往来(1367)上「毛者、白糸・紫糸・黒糸・洗革〈略〉思々好之候」
④ 生糸(きいと)の異称。
※交隣須知(18C中か)二「タテハ シライトデ シ ヨコハ モメンテ スレハ ソンナイト 申マスル」
⑤ 素麺(そうめん)をいう女房詞。〔宝鏡寺日記‐承応二年(1653)八月一三日〕
⑥ 野菜の漬け物。たくあんなど。しろいと。〔女重宝記(元祿五年)(1692)〕
⑦ 「しらいともち(白糸餠)」の略。〔随筆・羇旅漫録(1802)〕
[2] 邦楽の曲名。
[一] 清元の曲名。「重褄閨の小夜衣(かさねづまねやのさよぎぬ)」の略称。嘉永五年(一八五二)三月江戸中村座初演。鈴木主水(もんど)の芝居「隅田川対高賀紋(すみだがわついのかがもん)」の一場面、主水の女房が女郎の白糸に夫との縁切りを頼みに行く場に使った浄瑠璃。
[二] 地歌の曲名。茨木屋幸斉作詞。寛延(一七四八‐五一)以前の古曲。歌詞は「いつわりの」で始まり、「わかれざか」で終わるので、別名を「わかれざか」という。歌詞中の「白糸の昔がましじゃ」から曲名が出ている。郭(くるわ)の女が恋の色に染まぬ時代がましだと歎いた内容のもの。作曲に三種ある。山本嘉市・若村藤四郎作曲の三下りの曲で芝居唄。二上りの曲で一般の歌もの。本調子で浅村勾当作曲の半太夫もの。

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しろ‐いと【白糸】
〘名〙
① 染めていない白いままの糸。しらいと。
※太平記(14C後)一〇「の口より流るる血に、白糸(シロイト)の鎧忽に火威(ひおどし)に染成て」
③ 野菜の漬け物。たくあんなど。しらいと。
※女中言葉(1712)「しろいと・をつまみ しんこの事」

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典

白糸
(通称)
しらいと
歌舞伎・浄瑠璃の外題。
元の外題
重褄閨の小夜衣 など
初演
嘉永5.3(江戸・市村座)

出典:日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」
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