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白血球増加【はっけっきゅうぞうか】

六訂版 家庭医学大全科

白血球増加
はっけっきゅうぞうか
Leukocytosis
(血液・造血器の病気)

どんな病気か・原因は何か

 白血球は、感染症や炎症、アレルギーなどによって反応性に増える場合と、白血病(はっけつびょう)骨髄(こつずい)増殖性疾患などの腫瘍性によって増える場合とがあります。最も頻度が高いのは細菌による急性感染症で、好中球が増えます。アレルギーや寄生虫感染症では、好酸球が増えます。10代後半~20代の若い男女がかかりやすいEBウイルスによる伝染性単核球症(でんせんせいたんかくきゅうしょう)では、リンパ球の増加がみられます。なお、副腎皮質ステロイド薬などの薬剤で、好中球が増えることもあります。

 また、がんが骨髄に転移すると骨髄と末梢血のバリアが破壊され、幼弱(分化していない若い細胞)な白血球や赤芽球(せきがきゅう)が末梢血に現れ、白血球数が増えるため類白血病(るいはっけつびょう)反応と呼ばれていますが、本当の白血病細胞はみられません。

 そのほかまれですが、ある種のがんがつくる造血因子により白血球の増殖が刺激され、増えることもあります。

病気に気づいたらどうする

 白血球増加を指摘された場合、感染症や炎症性疾患、アレルギーなどの原因がはっきりしていれば、それぞれの担当科で原因疾患の治療を行います。原因疾患がはっきりしていない場合は、白血病などの重い疾患である可能性もあるため、血液内科への受診が必要です。

 しかし、健康でも基準値から外れる人もあり、白血球数が多いことが必ずしも異常でないこともあります。また、運動、寒冷、精神的ストレス、妊娠などにより白血球が増えることもあります。

関連項目

 各種細菌感染症、急性骨髄性白血病急性リンパ性白血病小児急性白血病慢性骨髄性白血病真性多血症本態性血小板血症骨髄線維症慢性リンパ性白血病伝染性単核球症

出典:法研「六訂版 家庭医学大全科」
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