●皆伐【カイバツ】
デジタル大辞泉
かい‐ばつ【皆伐】
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世界大百科事典 第2版
かいばつ【皆伐 clear cutting】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
皆伐
かいばつ
森林を構成する林木の全部または大部分を一時に伐採し収穫すること。一斉に伐採するので、伐採、造林の技術が比較的容易で確実であり、その時点での経済性も優れているため、林業とくに人工林の経営では広く行われている。しかし皆伐すると、林地が一時に露出して肥沃(ひよく)な表土や腐植が流出し、林地の生産力を害したり、跡地の造林地が気象災害や病虫害を受ける、生態系を破壊するといった弊害がおきやすい。とくに皆伐を大面積に行ったり短期間に頻繁に繰り返したりすると、その弊害も著しい。そのため、土地の条件に応じて皆伐面積の制限、皆伐繰り返し期間の延長、皆伐以外の伐採方法の採用などを考慮する必要がある。
[蜂屋欣二]
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精選版 日本国語大辞典
かい‐ばつ【皆伐】
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