●皮相【ヒソウ】

［名・形動］
１物事の表面。うわべ。うわっつら。
「西洋文明の―を模倣するのみで」〈藤村・夜明け前〉
２うわべだけを見て判断し、物事の本質に至らないこと。また、そのさま。「皮相な見解」

出典：小学館
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〘名〙 (形動) 表面に現われた現象。うわべ。うわっつら。転じて、真相を見きわめないで、表面だけで判断を下すこと。また、その判断やそのさま。皮層。

※新撰字解（1872）〈中村守男〉「皮相ヒサウミカケバカリデ人ヲミタテル」

※文明論之概略（1875）〈福沢諭吉〉一「一時其人の挙動を皮相して遽に其心事を判断す可らざるなり」〔韓詩外伝‐巻一〇〕

出典：精選版日本国語大辞典
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