@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

監禁罪【かんきんざい】

世界大百科事典 第2版

かんきんざい【監禁罪】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

日本大百科全書(ニッポニカ)

監禁罪
かんきんざい

逮捕罪と同様に、人の身体活動の自由を拘束する罪。監禁罪は、一定の場所からの脱出を不可能または著しく困難にする場合であるが、逮捕罪は人の身体に直接的な支配力を及ぼすことにより成立する(刑法220条)。両者をあわせて逮捕監禁罪という。監禁罪は部屋に鍵(かぎ)をかけて閉じ込めるなど物理的・有形的方法のほか、被害者を自動車やオートバイに乗せて疾駆するなど被害者の恐怖心や錯誤を利用する心理的・無形的方法でも成立する。ただ、監禁罪における自由の意義について、可能的自由説と現実的自由説との争いがある。可能的自由説の立場からは、外形的に一定の場所からの脱出を不可能または著しく困難にすることで足りるとされるから、本罪の被害者は、幼児、泥酔者、精神障害者などでもよいし、監禁の事実を認識したり、被害意識を有する必要もないとされる。これに対して、現実的自由説では、一般的に、被害者が一定の意思能力を要するほか、監禁の事実を認識したり、被害意識を有することが必要であるとされる。学説では、かつては可能的自由説が支配的であったが、今日では現実的自由説が多数説である。ただし、下級審判例のなかに、生後約1年7か月の幼児について、自然的・事実的な意味で任意に行動しうる者であれば、監禁罪により保護すべき客体となりうるとしたものがある。

[名和鐵郎]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

かんきん‐ざい【監禁罪】
〘名〙 不法に人を一定の場所から脱出できないように監禁することによって成立する犯罪。刑法二二〇条一項に規定。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

監禁罪
かんきんざい
逮捕監禁罪」のページをご覧ください

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

監禁罪」の用語解説はコトバンクが提供しています。

監禁罪の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation