●直腸【ちょくちょう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
直腸
ちょくちょう
rectum
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デジタル大辞泉
ちょく‐ちょう〔‐チヤウ〕【直腸】
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栄養・生化学辞典
直腸
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世界大百科事典 第2版
ちょくちょう【直腸 rectum】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
直腸
ちょくちょう
大腸のうち、S状結腸に続く部分で、腸管では最下部となる。第3仙椎(せんつい)から始まり、その前面を下り、肛門(こうもん)によって外部に開いている。直腸は約20センチメートルの長さで、前後方向に多少S状彎曲(わんきょく)している。しかし、小児の場合では、成人に比べてまっすぐに下行する。直腸の上部には、わずかに直腸間膜がある。直腸前方には、男性では膀胱(ぼうこう)、精嚢(せいのう)、前立腺(せん)があり、女性では膀胱、子宮、腟(ちつ)がある。直腸子宮窩(か)はダグラス窩ともよび、腹膜腔(くう)の最底部にあたる。腹膜炎などで、よくダグラス窩膿瘍(のうよう)をおこすことがある。直腸前方の諸器官は、直腸内から触診できるため、直腸は臨床上重要な部分である。直腸の下部、すなわち肛門のすぐ上の部分を直腸肛門部(肛門管)とよぶが、この上には直腸膨大部がある。この部分に内容物がたまると、紡錘状に拡張する。しかし、直腸に便塊がとどまるのは排便の直前だけである。肛門部には外肛門括約筋が輪状に走り、肛門を締めている。直腸とその後ろの仙骨との間には結合組織があり、血管、リンパ管および仙骨神経叢(そう)が分布している。直腸腫瘍(しゅよう)などにかかると、この神経叢も侵されることとなる。
[嶋井和世]
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精選版 日本国語大辞典
ちょく‐ちょう ‥チャウ【直腸】
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