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相川【あいかわ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

相川
あいかわ
新潟県佐渡島佐渡市西部にある旧域。1889年町制。1954年金泉村,二見村と,1956年外海府村,高千村と合体。2004年両津市など 1市 6町 2村と合併し,佐渡市となった。中心集落の相川は慶長6(1601)年の佐渡鉱山の開発以来人口が急激に集中し,最盛時には 10万人を有したともいわれる。慶長9(1604)年に佐渡奉行所が設置された。佐渡鉱山は 1989年閉山。区域大部分佐渡弥彦米山国定公園に属し,外海府海域公園地区相川海域公園地区のほか,相川郷土博物館,佐渡奉行所跡,佐渡金銀山遺跡(国指定史跡)や尖閣湾,平根崎の波食甌穴群(はしょくおうけつぐん。国指定天然記念物)などの観光資源に恵まれる。大佐渡スカイラインが通る。鉱土の無名異(むみょうい)を陶土に混ぜた相川焼無名異焼)は特産。佐渡おけさ相川音頭民謡で有名。毎年 7月に行なわれる鉱山祭は,金山の町の全盛時代の名残りをとどめる。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

あいかわ〔あひかは〕【相川】
新潟県佐渡市地名。江戸幕府直轄の金鉱町として栄えた。無名異焼(むみょういやき)産地

出典:小学館
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大辞林 第三版

あいかわ【相川】
新潟県佐渡市の地名。佐渡金山とともに盛衰。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

相川
あいかわ
新潟県佐渡郡(さどぐん)にあった旧町名(相川町(まち))。現在は佐渡市の西部を占める一地区。1889年(明治22)町制施行。1954年(昭和29)金泉(かないずみ)村、二見(ふたみ)村、1956年高千(たかち)村、外海府(そとかいふ)村と合併。さらに2004年(平成16)、両津(りょうつ)市および佐渡郡の佐和田(さわた)町、金井(かない)町、新穂(にいぼ)村、畑野(はたの)町、真野(まの)町、小木(おぎ)町、羽茂(はもち)町、赤泊(あかどまり)村と合併して佐渡市となる。旧相川町は佐渡島の大佐渡山地西半を占め、細長い町域をもっていた。全域が佐渡弥彦米山国定公園(さどやひこよねやまこくていこうえん)に含まれ、島嶼(とうしょ)や海岸段丘による自然美に恵まれ、佐渡金山史跡とともに、佐渡観光の中心をなす。両津港からバスで約1時間。
 相川はもと日本海に面するわびしい小漁村であったが、1601年(慶長6)佐渡金山が開かれ、1603年大久保長安(ながやす)を佐渡奉行(ぶぎょう)に任じ、諸国の鉱山技術者を集め、鉱坑の開発を進めてから急激に発展し、以来、江戸幕府の金蔵(かなぐら)として重きをなし、慶長(けいちょう)・元和(げんな)・寛永(かんえい)年間(1596~1644)には「昼千貫(がん)、夜千貫」と称せられる全盛を極め、町の人口も10万余を数えたといわれる。幕末ごろから産額もしだいに減り、町もさびれた。佐渡金山は1989年(平成1)に閉山。現在は、佐渡の行政・観光の中心地として知られる。
 観光地としては、佐渡金山遺跡にまつわる道遊(どうゆう)の割戸(われと)、南沢疏水(みなみざわそすい)坑、佐渡奉行所跡、国指定史跡の宗太夫(そうだゆう)坑を公開する「ゴールデン佐渡」などがある。佐渡最大の海岸景勝地で国指定名勝の外海府海岸が広がり、中心をなす尖閣(せんかく)湾、相川海域公園、七浦海岸、平根崎波食甌穴(おうけつ)群、春日(かすが)岬、大佐渡スカイラインなどがあり、佐渡観光客のほとんどはこの町に宿泊する。名産品には無名異(むみょうい)焼、海産物(スルメイカなど)、鉱山銘石がある。また、10月中旬の相川祭も相川の秋祭りとして広く知られる。このほか、鉱山資料を豊富にそろえた相川郷土博物館や、佐渡おけさ、相川音頭(おんど)、春駒(はるこま)を公開する佐渡会館もある。[山崎久雄]
『『佐渡相川の歴史 資料集1』(1971・相川町) ▽麓三郎著『佐渡金銀山史話』(1973・三菱金属鉱業) ▽『佐渡相川郷土史事典』(2002・相川町)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

あいかわ あひかは【相川】
新潟県佐渡市西部の地名。佐渡金山とともに盛衰。陶器の産地。

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旺文社日本史事典 三訂版

相川
あいかわ
新潟県佐渡島西岸にある町。佐渡金山の所在地
江戸時代,鉱山苦役のために送られた流人の増加に伴って町がおこった。幕府は佐渡奉行所を設置し,金山および佐渡支配にあたった。

出典:旺文社日本史事典 三訂版
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