●看病【カンビョウ】
デジタル大辞泉
かん‐びょう〔‐ビヤウ〕【看病】
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精選版 日本国語大辞典
か‐びょう ‥ビャウ【看病】
〘名〙 「かんびょう(看病)」の変化した語。
※東寺百合文書‐ぬ・(年未詳)(鎌倉)氏名未詳書状「雲厳老期之死病付候し時は〈略〉藤原氏女等加病仕候て、死去之後、教養法をんをして候し事」
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かん‐びょう ‥ビャウ【看病】
〘名〙
① 病人を看護すること。みとり。介抱。瞻病(せんびょう)。
※続日本紀‐天平勝宝八年(756)五月丙子「勅。禅師法栄。立性清潔。持戒第一。甚能看病。由レ此。請二於辺地一。令レ侍二医薬一」
※談義本・根無草(1763‐69)後「わけて義兵衛は孝行なる男にて、看病(カンビャウ)に手ぬけもなく」 〔梵網経‐下〕
② (自分で自分の病気を見守り世話をする意) 病気の保養。療養すること。
※御伽草子・浄瑠璃十二段草子(室町時代物語大成所収)(室町末)「なをるけしきの、あらざれば、わらはは、あづまへくだるなり。よきにかんひゃうし」
[語誌]古代には①の「続日本紀」の例などのように、特に僧侶が平癒のために行なう加持祈祷のことをも言ったようである。
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